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香港・中環の「Smoke & Barrel」、アメリカバーベキュー月間に合わせ新メニュー

今回新たに加わったメニューの一部

今回新たに加わったメニューの一部

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 伝統的なアメリカンバーベキュー(BBQ)を提供する「Smoke & Barrel」(1/F-2/F, Wyndham Mansion, 32 Wyndham St, Central, Hong Kong Tel: 2866 2120)が4月30日、アメリカのBBQ月間に合わせて新メニュー12品の提供を始めた。

広々とした落ち着きある店内の様子

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 庭先などでBBQを頻繁に行うアメリカでは5月をBBQ月間としていることから、それに合わせて新メニューをアラカルトメニューに加えた。

「Smoke & Barrel」は、さまざまな国や地域の食材と調理法を取り入れた料理を「新世界料理」と名付け、ストーリー性のある食材を使ったメニューを提供する「Kinship」を手掛けたシェフコンビが昨年10月にオープンした。アメリカ出身の2人が、数多くある香港のレストランの中で「真にアメリカンなBBQを提供するスモークハウスが欠けている」と感じたことに始まるという。

 伝統的なテキサススタイルのBBQメニューは、オープンキッチンでもみほぐされ、スモークするテキサススタイルのBBQのプロセスを見ることができる。5000平方メートル店内に、ゆったりと座れるテーブル席とカウンター席を112席、バーカウンター10席を備える。

 香港ではここにしか設置がない特製の薫製機は、ミズーリ州の家族経営のグリル製造会社が手製で仕上げたものを仕入れ、「ザ・ビースト」と名付けている。薫製機の中に敷き詰めたヒッコリーチップでいぶし上げたアメリカンBBQは「炭火やガスグリルで焼き上げた肉とは違い、ウッドチップの香ばしさをまとい、骨から滑り落ちるほど柔く、ジューシーに仕上がること」が特徴だという。同店のシグネチャーにはシードルを塗り、柔らかく仕上げた本場アメリカのスペアリブ「ベイビーバックリブ(Cider Glazed Baby Back Ribs)」(ハーフサイズ148香港ドル)、スモーキーで複雑な味わいが特徴という肩バラ肉「All-American Brisket」(188香港ドル~/200g~)、シンプルかつ定番のチキン料理「Salt & Pepper Chicken」(ハーフサイズ138香港ドル)などのメニューが並ぶ。アメリカンなスモークハウスならでは、バーボンのセレクションも同店の自慢だという。

 ステーキハウスなどで知られるボーンマロー(骨の髄)をスモークした「Smoked Bone Marrow」(148香港ドル)や、新ジャガを使ったチキン・ポット・パイ(128香港ドル)、ホタテのセヴィーチェ(148香港ドル)、特製のタレをたっぷりつけ、特徴的な長方形に仕上げたセントルイス・スペアリブ(ハーフ208香港ドル、ホール368香港ドル)、ドライエイジした厚切りのリブアイ「Cowboy Steak」(時価)、南部スタイルにグリルしたエビ「Shrimp & Grits」 (218香港ドル)、甘酸っぱく調理した沖縄ポーク「Grilled Okinawan Pork Belly」 (238香港ドル)などを新メニューとして加えた。

 同店で食事した風景をハッシュタグ「#IGotSmokedInMay」と共にインスタグラムに投稿すると、シャンパンボトルや食事券などが当たるプロモーションも実施している。

 営業時間は12時~23時30分(15時~17時はドリンクのみ)。

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