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香港「The Mills」でレベッカ・パンさん回顧展 香港エンタメ界で活躍

館内全体を使って大型ポスターなども掲出

館内全体を使って大型ポスターなども掲出

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 香港・●湾にある「The Mills」(45 Pak Tin Par Street, Tsuen Wan, NT)のミュージアム「CHAT」2階のギャラリースペースで現在、香港文化のアイコンとして活躍したレベッカ・パン(潘迪華)さんにオマージュを捧げる回顧展「●能在黑夜、給我太陽-獻給潘迪華(With the Sun, She Quells the Night-A Tribute to Rebecca Pan)」が開催されている。

会場内には衣装なども展示

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 同展は60年代以降、香港のエンターテインメント、音楽、アートの分野で活躍した香港文化のパイオニア、レベッカ・パンさんを紹介するもので、アーティスト本人とのコラボレーションによって企画された。画像、衣装、レコードなど音楽関係の記録、ニュースの切り抜きなどのアーカイブ資料を一堂に展示し、レベッカ・パンの輝かしい人生とキャリアを旅するような内容に仕上げている。

 レベッカさんは、1931年に上海に生まれ、香港へ渡って成功を収め、91歳になる現在も健在。香港の1960年代のレコード会社「Diamondレコード」で香港ポップスを根付かせ、その後、EMIに移籍し、香港で初めてイギリスのレコード会社と契約したアーティストとなった。中国語の曲と英語の歌詞を組み合わせた東洋と西洋が融合した楽曲は北米などでもヒットし、ワールドツアーなども展開した世界で活躍する歌手となった。その後はウォンカーワイ監督の「花様年華」など女優として活躍してきた。

 会場では、空中からつるされた大規模なインスタレーションのほか、3D効果を使ったレンチキュラー写真が客を迎える。1960年代、レベッカさんのキャリアの絶頂期に撮影されたポートレートから、香港初の中国語ミュージカルとされる1972年の代表作「Pai Niang Niang(白孃孃)」まで、香港のエンターテイメントの歴史、レベッカさんが仕事を通じて訪れた各国バンコク、テルアビブ、プノンペン、シンガポール、コロンボ、ベイルート、ロッテルダム、ホノルル、ロッテルダム、ホノルル、台北、西ベルリンなどへの旅のハイライトを含んだ内容となっている。

 開催に当たり、レベッカさんが南豊グループに送った手紙の中で、「中国のさまざまな工芸品の中で、織物は最も注目に値するもの。画期的で先見の明のあるミルズを訪れると、1950年代から60年代にかけての旅する歌手としての冒険的な日々を思い出す。中国の要素と西洋のシルエットを大胆に融合させたチャイナドレスを着てパフォーマンスをしたものだった」と振り返る。「この独創的で香港的な精神は、私の最初のミュージカルの衣装デザインにも受け継がれている」とコメントを寄せる。

 開館時間 11時~19時。火曜休館。入場無料。10月23日まで。

 ●=女へんに他。●=草かんむりに全。

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