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香港の麺、粥、点心を提供する「走青」 2周年で「懐かしセットメニュー」を

点心と麺などをセットにしたコンボメニュー

点心と麺などをセットにしたコンボメニュー

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 香港の麺や粥、点心を終日提供する「走青(Zou Qing)」(Shop G11, G/F, Kornhill Plaza, 1 Hongshan Road, Quarry Bay TEL 2838 3306)が10月20日で2周年を迎え、それを記念して新しいセットメニューの提供を始めた。

店内の様子

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 同店は太古駅AEONを大通りで挟む反対側の康怡廣場にあり、香港スタイルのスープヌードル、粥、点心などを提供するブランド。LUBUDSグループの陳世輝(チャンサイファイ)点心料理長が監修している。陳シェフは、「悦」「川川」「念川居」「望月樓」「念月樓」、1881 Heritageの「后園」などのブランドも統括してきた。グランド・オープンから2年という短い期間で、「香港島東部でコストパフォーマンスの高いレストラン」と評判だ。

 店内はモダンな内装に仕上げ、壁には書画と大きな墨筆を飾り、本棚には古いラジオ、金属の扇風機なども並べ、装飾にもこだわる。エントランスには年季の入った自転車を置き、映画「ラブソング(原題=甜蜜蜜)」を彷彿とさせる演出を施す。店内で流れる音楽は1970~80年代の広東ポップ。インテリアをシンプルにし、半開きの厨房には大きなガラス窓を設け、シェフがワンタンを作ったり、麺を湯通ししたり、粥を炊いたりしている様子が見えるようにしているのも特徴である。

 2周年記念のコンボメニューは、それぞれ4つの麺・粥メニューを組み合わせたもので、麺または粥と点心、「小食」と呼ぶ軽食、ドリンクをセットで98香港ドルに設定した。メニューはいずれも「香港人が香港の子ども時代の思い出を蘇らせるような懐かしい定番メニュー」に焦点を当てたという。ゴマロール「芝麻巻」やクラシックなガラス瓶に入れたドリンクもサービスで付ける。

 厚切り豚レバーと塩鶏の粥「厚切豬?鹹鶏粥」は、タイ米と日本のパールライスを粥のベースに使う。この組み合わせにより、「滑らかでふっくらとした食感と豊かな香りが生まれる」という。鶏肉は、砂ショウガパウダー、ショウガ、エシャロット、ネギの白身、塩をスープのベースとして混ぜ合わせ、その中に30分ほど漬けておく。厚切りの豚レバーは、きれいな水に漬けてよく洗い、厚切りにして特製ソースに漬け込む。冷蔵庫で3~4時間寝かせた後、粥の中に入れる。

 揚げイカのかまぼこ「手打墨魚餅、手打墨魚片」を載せた麺もある。シェフはまず新鮮なイカをミンチにし、弾力のある硬さになるまで何度も手でこねる。イカスミはトレーに入れて蒸し焼きにした後、黄金色にカリカリになるまで揚げ、のりと一緒に平たい米麺の丼に盛る。

 エビワンタン麺「鮮蝦雲呑麺」は、麺は香港産で「コシ」を大切にしたという。スープのベースは豚骨から取ったシンプルなスープで、水と骨の割合を10対1にし、約10カットの豚骨を3時間煮込む。そのスープにあらかじめ炒めた「大地魚」と呼ぶヒラメの干物を入れ、魚介のうまみを溶け込ませた。ワンタンも店内で作ったもの。新鮮なエビ、豚ひき肉、店内でひいた干しヒラメの粉などを紙のように薄いワンタンで包み、「風味豊かな複雑な味」を作り出す。

 揚げエビトースト「即炸蝦多士」は香港ならではのサイドメニュー。同店ではさらに進化させ、厚切りの白パンに、手でこねたエビのすり身をたっぷり塗り、その上に白ごまを塗ってから揚げる。ゴマはすぐに焦げてしまうため、油の温度はとても重要だという。カリッとさせて、余分な油を取るため、高温にするが、焦げないようにエビの風味を引き立てる。

 アラカルトも豊富で、一般的な点心メニューは46香港ドル~、ホタテの貝柱のみのシンプルな粥は38香港ドル、その他の粥は64香港ドル~。トッピングも追加できる。腸粉だけでもエビ、ニラ、チャーシューなど7種類を用意する。

 営業時間は11時30分~21時30分(土曜・日曜は10時30分~)。

 ●=月へんに閏。

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