食べる

中環に斬新なアイデアのコンセプトバー、コースカクテルを提供

柔らかい照明でリラックスできる空間に仕上げた店内

柔らかい照明でリラックスできる空間に仕上げた店内

  • 0

  •  

 中環のハリウッドロードに7月21日、コンセプトバー「ザ・ウッズ(The Woods)」(L/G, 17 Hollywood Road, Central, Hong Kong TEL 2522-0281)がオープンする。3姉妹がオーナーを務める同店は、長女が経理、次女が内装インテリア、そして三女がメニュー構成とバーテンダーを担当。「各自の得意分野を生かして、姉妹仲良く仕事をしたい」という希望からバーを開いた。

ひとつひとつ工夫を凝らしたカクテルを提供

 地下にある同店は、ラウンジフロアとプリフィックスバーの2つのエリアに分かれ、席数は58席。自然の風合いと温かみを取り入れたいと店名も「The Woods」とし、ロゴデザインは線のみで表現した「森林」のイメージのものを採用した。メニューや椅子の足掛けなどにもロゴデザインをあしらう。ダークトーンの照明を使い、茶色を基調とした内装に仕上げ、落ち着いた雰囲気を演出した。

[広告]

 ラウンジフロアで提供するのは、クラッシックカクテルと呼ばれるスタンダードなカクテルやアルコール類。スタンダードなカクテルにも三女・ビクトリアさんのエッセンスが盛り込まれ、毎日仕入れるフレッシュな野菜やフルーツ、その他の食材を使ったオリジナルカクテルに仕上げる。マルガリータは、自家製テキーラに3種類の漬け込んだパプリカをトッピングし、「Four-Pepper Margarita」(120香港ドル)に。店名を思わせる「Oak Whiskey Sour」(155香港ドル)は、ウイスキーに薫製して使用したカシの木のチップを一緒に漬け込み、メープルシロップと卵白、レモンジュースをブレンドし、森林の香りを引き出したオリジナルカクテルだ。

 プリフィックスバーエリアで提供するカクテルのコースメニュー「Signature Drinks at The Prix-Fixe Bar 4Course Menu」(688香港ドル)も同店の売り。ビクトリアさんが考案したもので、「コース料理はあるのに、どうしてコースカクテルはないのか?カクテルは芸術とも言えるもの。多種多様なカクテルを作ってみたかった」と同メニューを考えた経緯を話す。食事のように前菜カクテルから始まり、メーンカクテル、デザートカクテル、食後酒という4杯のカクテルで構成する。

 例えば、前菜カクテルの「Basil Smash」では、グラスに入った球体のアイスカクテルを、各自が木のハンマーで砕いて飲むなど客も参加できる仕組みを取り入れた。各カクテルにはオリジナルスナックを付け合わせとして提供し、前菜カクテルにはスイカとフェタチーズ、メーンカクテルとして提供するベーコンを漬け込んだバーボンには牛の骨髄をスプーンですくって食べるビーフボーンのオーブン焼き、綿菓子入りのデザートカクテルにはメレンゲとキュウリジャムを添える。食後酒は客の目の前でサイホンを使い、ジン入りジャスミン茶を抽出させ、ガラスの茶器に入れて提供。どのカクテルも客が手を加えるポイントを用意し、楽しませることを重視した。

 メニューは6~8週間ごとに変更の予定で、現在は18種類を用意する。「Signature Drinks at The Prix-Fixe Bar 4Course Menu」は所要時間約2時間、要予約(19時、21時の2回。1人よりオーダー可能。最大8人まで)。

 営業時間は18時~翌2時。日曜定休。