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香港・中環にモロッコをテーマにしたラウンジ オリジナルカクテルも豊富に

アイディアに富んだ内装を施したレストラン

アイディアに富んだ内装を施したレストラン

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 世界各国の料理店を22店舗展開する飲食大手のDining Conceptsは4月18日、中環にモロッコをテーマにしたラウンジ「LILYA (リリィヤ)Moroccan Lounge and Bar」(2/F., 77 Wyndham Street, Central, Hong Kong、TEL 2526 2578)をオープンした。

盛り付けなど、プレゼンテーションにもこだわりをみせたフードメニュー

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 出店場所はイタリアンレストラン「CECCONI'S」がテナントとして入居していた場所で、現在「大館」のオープンを前に大規模な改修が行われている「前中區警署」の斜め前という立地。当時のキッチンの一部をバーカウンターに変更し、店内に新しい壁を設けることで光の侵入を制限して落ち着いた雰囲気にし、赤土をイメージした壁の色にすることで高級感を演出する。

 色彩豊かなモロッコのイメージと香港のネオンの豊かな色を組み合わせることも意識。店頭の壁には色とりどりのバブーシュ(モロッコの伝統的な履物)が掛けられ、天井にはカラフルなランプがつり下げられている。

 店舗面積は約1200平方フィート。席数は、テラス15席、プライベートルーム15席を含め計90席。

 同社のマーケティングを担当するゲイリー・ビセットディレクターは「香港にいくつかアフリカをテーマにした店はあるが、まだ珍しいといえる段階なので、北アフリカの食文化を提供してみようと考えた」と話す。

 同店一番のお薦めドリンクは「Oriental Fashion」(120香港ドル)。ラムの有名ブランド「ロンサカパ」の23年ものにオレンジシトラスなどを加えたカクテルで、ラベンダーをたいて煙を閉じ込めた大きなガラス瓶と一緒に提供。テーブルの目の前でウエーターがガラス瓶を取るとスモークの中からカクテルが現れるという演出を取り入れる。

 「Bazaar」(115香港ドル)はイタリアのリキュール、リモンチェッロをベースにアップルジュースと蜂蜜を入れ、さっぱりとさせて飲みやすくしたカクテル。店の名前を冠した「Lilya Dream」(125香港ドル)は、ロンサカパの23年ものにターメリック、アップルジュース、ジンジャー、レモングラスをミックスしている。

 フードメニューでは、ラムをサフラン、アーモンドなどと一緒にじっくりグリルした料理「Saddle of Lamb」(168香港ドル)が一押しという。ラムの風味も強くなく、食べやすく仕上げる。「Traditional Pastilla」(178香港ドル)は、モロッコの伝統料理で、焼き上げたハトをアーモンドとシナモンで味付けするもの。見た目はパンケーキのように軽めだが、食べ応えがあるという。

 営業時間は18時~24時(ラストオーダー、金曜~日曜は翌1時)。

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