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香港に西洋風スタイルの串と焼き物の店「やきもん」 新興グループが出店

新しい串スタイルの店が香港に

新しい串スタイルの店が香港に

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 香港で7つのレストランを展開する●神集団(ZS Hospitality Group)は12月7日、新しいスタイルを意識した焼き物と串物の店「焼きもん(焼也 / Yakimon)」を中環(Central)にオープンした。(3/F, 8 Lyndhurst Terrace , Central, Hong Kong TEL 2896 1838)。

店舗内の様子

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●神集団は創業が2014年と若い企業だが、「ミシュラン・ガイド香港・マカオ版(米芝蓮指南香港澳門)2018」で1つ星を獲得した広東料理の「営致会館(Ying Jee Club)」のほか、メキシコおよびアメリカ料理の「MEXUS」などのレストランを展開。来年1月には、すし・刺し身の店「魚有魚味(Sakana no Aji)」をオープンする予定で、香港のレストラン大手飲食グループが市場を席巻している中、新しい企業として注目を浴びている。

 店舗面積は1800平方フィート、収容可能人数はダイニングホールが52席、プライベートルーム8席の計60人。インテリアのテーマは剣道と弓道で、男性と女性がそれぞれ多くたしなむ2つの武術をコンセプトにデザインしたという。日本武道館からもヒントを得たといい、剣道の防具は青銅色を多く使うが、これをレストランのインテリアのメインの色として採用した。一方、床と天井には木を使うことで色のコントラストを演出し、店内を明るくすることも意識している。

 ヘッドシェフを務めるのは熊本出身の高附俊輝さん。和食だけではなくイタリアとフランス料理にも精通している料理人を登用することで、西洋人の客層も多いセントラル地区での勝負を懸ける。

 串物の「日本鶏胸肉三種の味」(35香港ドル)は、1本の串に載せる薬味を3種類の異なる味付けにした。ほかにも、「日本手羽先」(32香港ドル)、「牛タン」(48香港ドル)、「日本鶏皮」(35香港ドル)といったベーシックな鶏肉の串物を多数用意する。

 焼き物は特に西洋料理にも詳しい高附シェフらしさを出したメニューが並ぶ。「A5和牛すき焼きスタイル ~卵の泡ソース」(388香港ドル)は通常のように溶いた卵につけて食べるのではなく、よく泡立てた卵を最初から牛肉の上にかけているという特徴などがある。ほかのメニューは「沖縄豚ロース マスタードソース」(138香港ドル)、「特大タラバガニ足 レモンしょうゆの泡添え」(288香港ドル)など。

 ランチは、丼物(サラダ、みそ汁、茶わん蒸し、漬物、デザート付き)では「日本鶏の親子丼」(168香港ドル)、「沖縄豚生姜焼き丼」(同)、「USプライムビーフすきやき丼」(198香港ドル)などを用意した。定食は、「銀だら西京焼き定食」(198香港ドル)、ホッケ定食(同)で、この2つは白飯、サラダ、みそ汁、茶わん蒸し、漬物、デザートがセットになっている。「鶏天婦羅韃靼(だったん)そばのセット」(138香港ドル)は温かい・冷たいのどちらかを選び、鶏おにぎり、小鉢、漬物、デザートをセットにしたもの。

 営業時間は、ランチ=12時~15時、ディナー=18時~23時(日曜~木曜)、金曜・土曜・祝前日は24時まで。

●=火へんに土

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