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香港・中環にラーメン居酒屋「NOJO」 欧米客を意識、美濃焼の器で提供

美濃焼の丼ぶりで食べるラーメン

美濃焼の丼ぶりで食べるラーメン

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 中環で歴史の面影が残る石畳で知られるポッティンガーストリートに1月末、ラーメンを主軸に酒と居酒屋メニューを提供する「NOJO」(Shop 5, G/F., Low Block, H Code, 45 Pottinger Street, Central, Hong Kong TEL 24151333)がオープンし、3月1日アルコールの提供もスタートした。塚田農場を経営するAPカンパニーの別業態としてすでにサンフランシスコにあるブランドを香港に進出させたもので、現在はソフトオープンとして営業している。同社は日本国内では宮崎地鶏で展開してきたが、海外では「地鶏スープを使った鍋」などスープに地鶏の要素を入れ各業態で展開している。

「NOJO」店内の様子

 店内は「シンプル」を意識したといい、壁などは打ちっぱなしの状態にペンキを塗り、こげ茶に近い色の木のカウンターが店内のオープンキッチン沿いに並ぶ。ペンダントライトで照らされる少し暗めの照明に、基本は横並び席になるカウンターを中心に店内の真ん中の大きなテーブルと合わせて34席を用意する。外側のテラスも35席ほどを置けるよう設計しており、夜中遅くまで営業する。

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 店名だけでなく、メニューも英語のみで用意し、メインとなるのは6種類の鶏白湯ラーメン。みそベースの担々麺「Spicy Dandan」(88香港ドル)、つくね、カイワレ大根、ヤングコーンなどと一緒に仕上げにユズの皮を添える「Yuzu」(98香港ドル)、パクチー、ミニトマト、蒸し鶏などを使いマー油で仕上げた「Tomato」(108香港ドル)、グリルしたレタスにエビ、ガーリックトーストを載せた「Shrimp Miso」(118香港ドル)、チキンレッグを丸ごと載せて、揚げごぼう、長ネギ、レッドオニオンなどが入る「Soy Souce」(128香港ドル)。種類は異なるが、ベースにはクリーミーな鶏白湯を使ったもののみで展開する。器は岐阜県の美濃焼のラーメン丼を使うなど、これまでのラーメンの感覚とは少し異なる形で、「おしゃれさ」「かっこよさ」を追求しているという。

 ラーメンに加え、工夫を凝らした60種近いメニューを用意している。おでんは「Stewed Camembert Cheese(カマンベールチーズ)」や「Stewed Potetoin Blue Cheese Sauce(ジャガイモのブルーチーズソース)」(以上38香港ドル)などの変わり種のみで、「Poteto Salad with Smooked Salmon and Salmon Roe(ポテトサラダ」」(68香港ドル)も手で握れるほどのサイズの小さなポーションをサーモンで巻いて提供する。ほかにも「Konbu Cured Salmon(昆布締めサーモン)」(108香港ドル)や日本酒で漬けたサキイカを揚げた「Soy and MASUMI Sake Marinated Squid Tempura(真澄の香るサキイカの天ぷら)」(78香港ドル)なども。しょうゆは手作りで、麹(こうじ)を日本から持ち込んで店内で作るだけでなく、サーブの時にも客の目の前にもろみを載せ、サイホンのように容器から滴る搾りたてを使う演出も行う。

 アルコールは「日本酒に集中して展開したい」とし、テイスティング用の60ミリリットルとグラス1杯の120ミリリットル、1本ボトルの3種類でボトルは400~700香港ドル台で設定した。店内には利き酒師も常駐させ、客の要望や食事とのマッチングについて相談に応じる。

 営業時間は、ランチ=12時~15時30分、ディナー=18時~翌3時(土曜・日曜のランチは16時30分まで、日曜のディナーは22時まで)。

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