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香港で人気のタイ料理「マンゴーツリー」が刷新 タイ風カクテルも

マンゴーの木を模したダイナミックな柱が特徴の新装された店内

マンゴーの木を模したダイナミックな柱が特徴の新装された店内

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 2011年に香港に登場して以来、タイ料理を「スタイリッシュな空間」で楽しめる店と人気を集め、九龍駅エレメンツにある「マンゴーツリー(Mango Tree)」(Shop 2032, 2/F, Elements, 1 Austin Road West, TST, KLN TEL 2668-4884)が6月12日、リニューアルオープンした。

パンダンの葉を用いたタイのデザートのようなカクテル「Pandan Cooler」

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 マンゴーツリーは1994年、バンコクのタイスキの有名店オーナーが築100年に上るタイの伝統古民家を改築し、タイ各地の料理を提供するレストランとしてオープンしたことに始まる。瞬く間に観光客の間で人気となり、今ではイギリス、日本、中国、アメリカにも展開する世界的なレストランへと成長した。香港店を運営するのは創作和食ダイニング「権八」や宮廷ベトナム料理「An Nam」、高級すし店「Ta-ke」なども手掛ける「1957 & Co. (Hospitality) Limited」で、「マンゴーツリー」エレメンツ店に加え、よりカジュアルな「マンゴツリーカフェ(Mango Tree Cafe)」2店舗を経営する。

 リニューアルに際し、内装を担当したのはタイ出身のマイ・チョンチャヨ(Mai Chongchaiyo)さん。タイの伝統建築様式に着想を得て、現代的な解釈を加えているのが特徴だという。エントランスには「エネルギッシュでありながら温かみのある」木材のファサードを採用し、古代アユタヤ王朝をほうふつさせる幾何学模様を取り入れたレンガの壁がメインダイニングへと続く。メインダイニングの中央にはマンゴーの木をイメージしたダイナミックな柱があり、その奥にビクトリアハーバービューを一望できる、タイと香港の魅力を織り交ぜた店内に仕上げた。6000平方フィートのスペースに170席を設けるほか、それぞれ16人、26人まで収容可能な個室2つを備えている。

 メニューには定番かつ人気のトムヤムクンやポークネックのグリル、カニのイエローカレー、海老のパッタイなどが並ぶほか、新しくイエローカレーをアラスカ産タラバガニの足と共に提供する「Yellow Curry Alaska Crab Leg」や生ホタテをチリソースで絡めた「Chili Fresh Scallop」、春雨とエビを揚げた「Deep-fried Vermielli with Prawn」など12のメニューを加えた。

 リニューアル際し、新たにタイがテーマのオリジナルカクテル「Passion Fruit Mango Mojito」「Thai Sangria」「Pandan Cooler」「Rose Apple Delight」の提供を始めた。パッションフルーツやマンゴー、レンブ、パンダンの葉などタイの名産品を取り入れた夏向けのカクテルだ。

営業時間は11時30分~23時30分。

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