伝統的な広東料理のメニューにアジア要素を加えたモダン広東料理レストラン「MOON YUE」(28/F, Cubus, 1 Hoi Ping Road, Causeway Bay, Hong Kong TEL: 2562-3123)が9月1日、銅鑼湾の飲食ビル「CUBUS」の最上階に改めてオープンした。
ブラック、ローズゴールドとダークウッドを基調とした2000平方フィートの店内は高級感のあるモダンな造りで45席を用意し、夜にはムーディーな雰囲気を楽しむことができる。
同店では、人気の広東料理メニューを別の食材で置き換えたユニークなメニューや、1皿で2つの味わいを楽しめるメニューを提供する。シグネチャーの「Crispy-skin Fried Chicken in Two Ways」(438香港ドル)は、香港で人気が高い広東料理メニューのクリスピーチキンを通常バージョンとエビのミンチを詰めたバージョンの2つを盛り合わせて提供している。
「Braised Winter Melon with Preserved Vegetable in Soy Sauce」(158香港ドル)は通常、豚肉と漬け菜を甘辛く煮つけた広東料理「梅菜扣肉」の豚肉を冬瓜と置き換えたベジタリアンメニュー。事前の注文が必要な「MOON YUE Lobster」(1,188香港ドル)はロブスターの身を塩漬けの黄身と炒めたものと、伝統的な順徳料理風に牛乳と炒めたものの2種類の調理法が味わえるほか、「Double Boiled Seafood Soup in Whole Watermelon」(588香港ドル)は海鮮をスイカと煮込み、スイカに入れて提供する夏にふさわしいスープだ。
「Vegan BBQ Pork with Honey Sauce」(128香港ドル)は広東料理を代表するメニューである蜂蜜を塗って甘く焼き上げるバーベキューポークを、麦グルテンで手間暇かけて手作りした代替肉で置き換えたもの。「Typhoon Shelter Style Aubergine with Sakura Shrimp」(128香港ドル)は桜エビをのせた「 避風塘」スタイルの豆腐メニューをナスを使って提供する。小皿料理としてメニューに並ぶ「Sichuan Style Spicy Chicken with Avocado」(188香港ドル)は四川風に調理したスパイシーなチキンにアボカドを添えて辛さを和らげる一品。「Stir-Fried Prawn with Salted Egg Yolk and Wasabi Mayo」(288香港ドル)はエビの塩漬け黄身炒めにわさびマヨネーズを和えたモダンなメニュー。これらのユニークなメニューは128香港ドル~188香港ドルのセットランチ、6コース(388香港ドル)または8コース(588香港ドルまたは888香港ドル)のコースディナーとアラカルトで提供する。
近隣の高層ビルとハーバービューを望みながら楽しむことができるオリエンタルなカクテルも同店の一押し。現在はレストラン営業への措置で18時以降はクローズしているが、状況が改善され次第、8月31日まではシャンパンディナーを開催予定。1人288香港ドルで18時~22時の4時間、モエ・シャンドンを飲み放題にする。
営業時間は12時~15時、18時~21時30分(土曜・日曜はディナーのみ)。現在はディナーのみ営業。新型コロナ肺炎による影響で政府の措置により営業時間は通常と異なる。