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遂に金融街・中環に「DON DON DONKI」登場 昼食需要を狙ったオリジナル弁当で勝負

整然と並べられた日本産食材の数々

整然と並べられた日本産食材の数々

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 日本のディスカウントストア「ドン・キホーテ」の東南アジア仕様の新業態「DON DON DONKI」の4号店「DON DON DONKI 100QRCストア」が10月15日、中環のクイーンズロード(LG Floor, 100QRC, 100 Queen’s Road Central, Central)に開業した。

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 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)社が展開する香港の同店には多くの市民が昼夜問わず訪れ、特に日本への渡航ができない今、日本を楽しむことができる一つのチャンネルになっている。店ごとに異なるテーマには「宝の中へのハンティングを」を掲げた。店内の各所に金の装飾を施し、扉を開けると中が見えてくるきらびやかな岩に囲まれた鉱山の中へと旅をするような演出をしたという。

 総売り場面積1万2015平方フィートで、グランドフロアを含め2フロアを使い金融街の最新のショッピングスポットを目指す。限られたスペースを行き来しやすいよう、グランドフロアに弁当や飲料を並べ、化粧品や家庭用品などの日用品、野菜や肉などのスーパーマーケット機能は地下に設けた。店内は場所柄、通路などを広く取ることが難しいため、一方通行で人の流れを作る。

 他店でも人気がある肉のコーナーには、近江牛(100グラム198香港ドル)、北海道ポーク(同27香港ドル)のほか、ビタミンEを強化した飼料で育てた「臭みが少ない」というブランドチキン「森林鶏」を初めて香港で販売開始した。

 同店が力を入れるものの一つが「ドンキ弁当」。他店同様、低価格帯弁当から高級弁当まで、オフィス街の昼食として利用してもらえるように多くの種類を取りそろえた。黒塗りのわんに入った牛丼はA5の近江牛を使ったもので、米は北海道の米「ななつぼし」を使い298香港ドルで販売。同じくわん入りの「いくらかに飯」(198香港ドル)や肉巻きおにぎり(50香港ドル)などを高級弁当として販売する。ほかにも中環限定の弁当が数種類、イクラとカニ肉(139香港ドル)、和牛(79香港ドル)、2段弁当(59香港ドル)など。「サケ」「鰻まぶし」「明太子マヨネーズ」「ホタテ」などのおにぎりも1個12香港ドルで店頭に並べた。

 ウイスキーも他店以上に力を入れてコーナーを設け、「鳥取」(358香港ドル)、「角鷹」(258香港ドル)などの商品から、「山崎」(2万3,800香港ドル)、「白州」(2万5,800香港ドル)などのプレミアものまで、ガラスケースに入れてスペースを確保した。日本酒も箱に入った贈答用にもなる銘柄を多数取り扱う。日本に行けない香港市民のために旅行気分を味わってもらえる商品「出前一丁日本ラーメンツアーセット」(66香港ドル)には、香港では「清仔」と呼ばれる出前坊やのふち子シリーズもセットにした。

 化粧品も今回香港初の販売アイテムもあり、BCLのマスク「桃セラミド」(55.20香港ドル)、LITSゴールドシリーズのエイジングケア商品は香港で初めての販売となる。

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