香港のセブン-イレブンが自社展開するドリンクブランド「7CAFE+」のポップアップショップが4月11日、旺角の花園街にある店舗(shop7C/D on G/F, No. 7 Fa Yuen Street, Mong Kok, Kowloon)内にオープンした。7CAFEは、香港内のセブン-イレブン590店舗以上で展開しているコーヒーを中心とした自社ブランドで、「いれたてを、リーズナブルな価格で、質の良さを保って提供すること」を目指して展開している。ポップアップ展開で周知を図ると同時に、新商品や新フレーバーを投入した。
コーヒーは、100%アラビカ豆のオリジナルのハウスブレンドコーヒーに加え、農場や生産者、品種や精製方法などの単位で一銘柄としたコーヒー「シングルオリジンコーヒー」を提供している。例えば、インドネシアのスマトラ島から仕入れたマンデリンコーヒー豆で抽出したものは、「ミディアムローストすることで独特の香りを引き出し、キャラメルのような香りがするようにし、ほんのり甘い香さとほどよい酸味を残した」という。マンデリンのコーヒー豆は5等級の中で一番上の「マンデリンG1」を使う。6香港ドルの追加で、通常のコーヒーからアップグレードできるようにした。さらに追加できるミルクは、健康志向の人向けにオーツミルクも用意した。カプチーノ、カフェラテ、モカ、ヘーゼルナッツラテ、フラットホワイトなどもオーダーできる。
アイスシェイクティーも初めての試みで、お茶とフルーティーな風味をレイヤー状にした。ほかにも、香港式ミルクティーフラッペ「港式●茶沙冰」、アイスシェイクした香港式レモンティー「手搖港式檸檬冰茶」(以上22香港ドル)など、香港らしいドリンクが並ぶ。
ジンジャーコーヒー「薑味珈琲」(ホット=14香港ドル、アイス=16香港ドル)、ジンジャーティーラテ「薑味鮮●」(同=20香港ドル、同=22香港ドル)は、今回のポップアップが先行発売となる。ほかにもミルクとクラッシュアイスでクリーミーに仕上げたレッドビーンフラッペ「紅豆冰味沙冰」、香港の定番デザートをドリンクにしたマンゴーとポメロフラッペ「楊枝甘露味沙冰」(以上22香港ドル)などもそろえる。
今回新たにデリバリープラットフォームも充実させ、同ブランドのフードやドリンクを自宅や外出先から簡単に注文できるようにした。1時間以内に指定場所に届け、80香港ドル以上で配送料も無料となる。
店内はショーケースにパンも用意している。ブルーベリーマフィン、チョコレートマフィン(各20香港ドル)、クロワッサン(14香港ドル)、チョコレートデニッシュ(16香港ドル)に加え、ハム&エッグサラダトーストや ハム&チーズトースト(20香港ドル)も提供する。
営業時間は7時~21時。
●女へんに乃