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香港に牛丼の「東京チカラめし」初上陸 旺角のスポーツ系モールに1号店

どのメニューも注文してから調理する

どのメニューも注文してから調理する

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 香港・旺角のスポーツ系のショッピングモール「THE FOREST」に6月22日、牛丼チェーン「東京チカラめし」(Shop G8, G/F, The FOREST, 17 Nelson Street, Mongkok TEL 2802 3308)がオープンした。香港店はフランチャイズで、千源集團有限公司が運営する。

オレンジ色の看板が目立つ路面店

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 同ブランドの原点は、1975年に開業した「三光亭」にあり、当初は定食店、後に牛丼店となった歴史がある。その後、2011年の東日本大震災以降の日本で、「東京から日本にチカラを」という意味を込めて誕生した牛丼ブランドで、現在は、東京、大阪、千葉に5店舗を展開している。香港では「すき家」も同エリアに最初に出店し、現在近隣のエリアに計3店舗を構えて人気を集めている。

 香港1号店は、4人席を中心にしたシンプルな造りで、全58席を用意。オーダーは非接触型で、QRコードを使って注文できるようにした。香港でも注文が入ってからの調理を基本とし、35種類以上のメニューを用意する。焼いた後に濃いタレをかけることで、煮込み牛丼とは異なり、「混ぜてから食べること」を勧める。

 牛肉はアメリカ産、豚肉はオランダ産、米や卵は日本産のものを使う。特に香港でも人気の日本産鶏卵は、温泉卵と生卵があり、どちらも黄身がオレンジ色の濃いものを使って見た目でも牛丼にアクセントを加える。

 日本と異なる点としては、日本ではトッピングとしてチーズを追加することはできるが、香港ではオリジナルメニューとしてチーズ牛肉丼「芝士焼牛肉丼」(並=55香港ドル、大=65香港ドル)を用意した。チーズはモッツァレラチーズとパルマ産のチーズパウダーを振りかけている。

 牛丼と豚丼はそれぞれ温泉卵やサラダ、唐揚げやギョーザなど付け合わせの異なるメニュー、日本と同じネギ塩ソースを使ったものなど12種類を並と大の2サイズで提供する。ほかにも、カレーライス(40香港ドル)、カツカレー(55香港ドル)、牛肉カレー(60香港ドル)などのカレーメニューも用意。定食は唐揚げ定食(55香港ドル)、しょうが焼き定食(60香港ドル)など8つのメニューが並ぶ。

 出店したモールがスポーツ系のモールであること、建物の横を走る花園街にはスニーカーショップが軒を連ねていることから付いた通称「スニーカーストリート」があり、同エリアのイベントに合わせて、スポーツを楽しむ若い人たちに向けて6月26日から用意する重量焼牛肉飯(75香港ドル)を、7月13日までは特別価格の55香港ドルで提供する。

 営業時間は10時~24時。

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