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香港ランタオ島のロープウエーが夜間運行 開業20周年、期間限定で

ケーブルカーから楽しむことができる香港国際空港の夜景

ケーブルカーから楽しむことができる香港国際空港の夜景

 香港の東涌と昂坪を結ぶロープウエー「昂坪360」が開業20周年を迎え、7月24日、特別企画として夜間ケーブルカー運行を始めた。指定された夏季の指定日に限り運行し、香港国際空港を中心に、夕暮れから夜空の景色を楽しむ機会を提供する。この20年の間に通常のキャビンに加え、床が透明なクリスタルキャビン、2022年には、床・側面が全面透明でパノラマビューの「Crystal+」キャビンも登場し、全108台のキャビンで運行している。

80年代風のネオン看板通り

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 昂坪360は香港・大嶼山(ランタオ島)の代表的な観光コンテンツで、東涌と昂坪を5.7キロで結ぶロープウエー。25分間の空中散歩では、南中国海、香港国際空港、港珠澳大橋、天壇大仏などの絶景を一望でき、香港を訪れる観光客にも人気のスポットとなっている。

 ランタオ島の昂坪エリアには、いくつかの名所がある。目を引くのは天壇大仏(Big Buddha)。世界最大級の屋外青銅製座仏で、268段の石段を登るとランタオ島の山並みと海を背景にした壮大な景色が広がる。その隣には寶蓮禪寺(Po Lin Monastery)があり、香港四大禅林の一つで、百年以上の歴史を誇る。境内では精進料理も味わうことができる。さらに、哲学的な趣を感じられるのが心経簡林(Wisdom Path)で、「般若心経」を刻んだ木柱が無限大の形に並び、訪れる人々に静謐(せいひつ)な時間を提供する。少し足を延ばせば、大澳漁村(Tai O Fishing Village)に行くこともでき、「香港のベニス」とも呼ばれる水上棚屋の村では、独特の漁村文化、生活文化が残されている。

 ケーブルカー駅に隣接する昂坪市集(Ngong Ping Village)では飲食店や土産物店が並ぶが、ここも指定日はライトアップを行う。20周年を祝う初日のオープニングセレモニーには、文化體育及旅遊局羅淑佩局長、香港旅遊発展局の劉鎮漢総幹事、MTR楊美珍CEOらが出席した。点灯式では、昂坪村が1980年代香港の街並みを再現した「ネオン街」に変貌し、鮮やかな光とクラシックな香港スタイルの風景が融合した幻想的な空間が広がった。さらに、もともと旧暦の1日と15日にライトアップしている天壇大仏も、この限定日には夜間特別ライトアップし、荘厳な雰囲気を演出するという。

 今回の企画では、夜間ケーブルカーの展開は、夜間観光需要の創出と地域経済の活性化に寄与することも狙いの一つ。商業電台による「903 Starry Breezy Live」コンサートも開催され、人気歌手がカントポップの名曲を披露する。夜間ケーブルカー運行日には毎回ライブが行われ、観光とエンターテインメントを融合させた試みとなる。

 昂坪360の黄●●主席は「20年間で延べ2600万人以上が訪れ、数え切れない笑顔と物語が生まれた。スタンダードキャビンからクリスタルキャビン、そして2022年導入の透明で視野が80%以上の広がりを誇る『Crystal+キャビン』まで、常に革新を続けてきた。今回の夜間運行は、自然美と文化遺産を融合させた『Only in Hong Kong』体験を提供するもの」と話す。

 夕暮れ時に東涌から乗車し、昂坪でネオン街を楽しんだ後、夜景を眺めながら帰路に就く「一枚のチケットで2度の体験」が売りだという。料金は往復で、大人=200香港ドル、子ども・シニア=100香港ドル。該当日は、昂坪村の飲食店も営業時間を延長し、20香港ドルで楽しめる特別メニューなども提供する。

 併せて、8月16日まで「20周年即時抽選会」も実施。CrystalまたはCrystal+キャビンに乗車した来場者は自動的に抽選対象となり、総額200万香港ドル以上、キャセイパシフィック航空の往復航空券、iPhoneやiPadなどの賞品が当たる4万点以上の賞品を用意した。在住者に向けても8月31日まで、片道クリスタルキャビンと片道スタンダートキャビンをセットにした往復チケットを通常の半額(大人=165香港ドル、子ども=97香港ドル)で用意する。

 現在予定の夜間運行は8月1日・2日、8日・9日、15日・16日。営業時間は11時~21時(通常営業は17時まで)。チケットはオフィシャルサイトで販売する。

 ●=王へんに昆、●=日へんに韋。

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