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香港で「chocoZAP」、銅鑼灣にも出店 「居場所」的な役割も

コンビニジム「chocoZAP」銅鑼灣店がグランドオープン

コンビニジム「chocoZAP」銅鑼灣店がグランドオープン

 香港でも店舗を拡大する日本発のコンビニジム「chocoZAP」銅鑼灣店(Shop A2, 1/F, Cathay Mansion, 3-17 Tung Lo Wan Road, Causeway Bay, Hong Kong)が6月23日にグランドオープンした。運営元はRIZAPグループで、これまでの郊外型の住宅エリアに近いエリアから中心エリアにも店舗展開を広げるなどして、25店舗体制を目前に控える。香港における「chocoZAPモデル」を確立し、アジア展開の象徴拠点として位置づける構えだ。

全マシンにQRコード解説動画を導入

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 chocoZAPは、従来の高額パーソナルトレーニングから大きく転換し、「着替え不要」「5分だけでもOK」といった気軽さを武器に、日本国内で飛躍的に店舗数を拡大した。2022年の事業開始からわずか3年半で1900店舗以上を展開し、黒字化も達成。ギネス世界記録にも認定された「1年間で世界最多となる1020店舗出店」の実績を背景に、グローバル戦略の中心として香港市場に注力している。

 香港は世界有数の人口密度を誇り、限られた居住空間や多忙な生活スタイルの中で「手軽に運動できる場所」への需要が高い。既存の競合ジムは24時間営業やパーソナルトレーニングを強調する一方で、月会費の高さや着替え・移動の煩雑さなども市場の課題となっていた。こうした環境下で、月額248香港ドル(約5,000円)の低価格で、ジム設備に加えセルフエステやEMS、マッサージチェアなどを使い放題で展開する。会員は香港内などの施設も追加料金なしで利用することができる。

 基本的に日本のサービスを踏襲し、全マシンにQRコード解説動画を導入。入退館や予約もスマホ一つで完結できる仕組みを整えた。無人化も、トレーニングをしている最中にもセールスをしてくる光景が一般的な香港ではポジティブに捉えられている。

 日本では比較的高年齢層の利用者も多いが、香港はそれに比べると若いという。高校生が学校の後にスタジオで勉強をしたり、洗濯機を利用しながら隙間時間でトレーニングをするなど、「居場所」的な役割も果たしている。マシンの設計はすべて日本で開発していることから、マシンなどもベージュ系の色味で統一をして女性にも受け入れられやすいようにしたり、ポップや使用方法を説明する動画のQRコードを各マシンに設置するなど、日本らしいきめ細やかさも特徴である。マッサージチェアなども靴を履いたまま利用できる設計で、マシンで疲れた体を携帯動画を見ながら休んだりできるように配慮した。

 香港市場では、運動と美容を一体化した「ウェルネス体験」が注目されている。香港では、EMSやマッサージチェアなども導入し、短時間でも健康と美容を同時にケアできる環境を用意。EMSは香港が初の導入店舗となった。

 「香港での成功は、アジアの他都市への展開において重要な指針となる」と香港法人の仲村厚輝董事長は話す。海外はほかに、マレーシア、シンガポール、台北などでも展開しているが、これらの同様の都市環境においても、都市生活者が抱える『時間の制約』『心理的ハードル』を取り除く仕組みとして受け入れられる可能性は十分に秘めている。例えば洗濯物をしようとするついでに運動もしてみようかとなるような生活線の延長上に我々のサービスがあるように捉えてもらえれば」と仲村さん。同社は香港市場で培ったノウハウを生かし、利用者の嗜好(しこう)や行動データを分析することで、サービスの最適化と新規事業領域への拡張を進めていく計画だ。

 2026年中に香港で100店舗の新規出店を目指すほか、フィットネスに美容・リラクゼーションを融合させた「ウェルネス体験」を深化させ、アジア全域における健康習慣の新しいスタンダードを創出することを目指す。「単なるフィットネス施設の提供にとどまらず、生活動線に溶け込み、誰もが気軽に立ち寄れる社会インフラとしての役割を担いたい」とも。

 オープンを記念して6月30日12時まで、新規入会者は初月の会費を半額の124香港ドルで利用できる。

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