香港最大級のポップカルチャーの祭典「第27回香港香港動漫電玩節(ACGHK 2026)」が7月24日、灣仔のコンベンション&エキシビションセンターで開幕した。5日間にわたるイベントには、200社を超える出展業者と数百人規模のクリエーターが結集し、香港におけるポップカルチャーの夏の風物詩として会場を彩る。
同展は、もともと1999年に「香港漫畫節(Hong Kong Comics Festival)」として生まれ、香港の漫画文化の成熟とともにゲームやアニメ、フィギュア、コスプレなどの要素を取り込みながら拡大を続けてきた。2008年に現在の名称に変更し、毎年数十万人のファンが集まるポップカルチャーイベントへと発展を遂げた。
メインエリアとなるホール1の出展企業ブースでは、毎年長蛇の列ができる「タカラトミー」「バンダイ」などの大手おもちゃメーカーをはじめ、人気作品の福袋や限定商品がズラリと並ぶ。「Nintendo Switch」の新作体験コーナーなど、大手ゲーム・アニメブランドの体験型コンテンツも多数展開。限定展示や常設店を展開している人気IP「ちいかわ」も、劇場版の内容をメインテーマとして出展している。
今年新たな試みとして、レトロおもちゃや希少なコレクターズアイテムを集めた特設ゾーン「発掘島(Dig Dig Island)」が開設される。これは、広東語の語呂合わせで「掘り出し物が見つかる」を意味し、コレクターから若いファンまで幅広く楽しめる特別展示が用意されている。
ステージイベントでは、ゲスト陣によるメインステージプログラムを用意 日本からは声優陣が来港し、上坂すみれさん、梶原岳人さん、河西健吾さんなどの声優たちが、日替わりでステージイベントやトークショーを展開。世界的な人気を誇るVチューバーグループ「hololive」から、角巻わためさんと獅白ぼたんさんの人気ユニット「ししわた」がメインステージの大画面に生中継で登場し、香港のファンとの特別交流イベントを実施。ハローキティのデザイナー、山口裕子さんによるサイン会、ローカル地下アイドルグループや管弦楽団によるライブステージも連日開催する。
2014年から開催している併設の同人イベント「Creative Paradise(創天綜合同人祭)」は、今年初開催となる「World Doujin Paradise Hong Kong(香港世界同人祭)」と共にホール3で開催。香港ローカルのサークルに加え、世界各国・地域から80組以上の海外サークルが参加し、同人誌やオリジナルイラスト、ハンドメードグッズの展示販売や国際的な交流を行う。コスプレイベント「CosParadise」はホール5に移り、コスプレイヤーやカメラマンたちを集める専用エリアとして撮影交流を行う。
開催時間は10時~21時(最終日は20時まで、ホール3・5は毎日11時開館)。チケットは、一般=50香港ドル、子ども=25香港ドルほか。公式アプリやセブンイレブン、サークルKで販売する。今月28日まで。