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香港・旺角「The Forest」に初のNBA旗艦店 

旺角駅からほど近いモール「The Forest」にオープンしたNBA公式ショップ

旺角駅からほど近いモール「The Forest」にオープンしたNBA公式ショップ

 香港初の米国プロバスケットボールリーグNBAの公式旗艦店「NBA Store Hong Kong」(Shop 201-202, The Forest, 17 Nelson Street, Mong Kok, Kowloon, Hong Kong)が9月10日、旺角のスポーツとライフスタイルをテーマにしたショッピングモール「The Forest」にグランドオープンした。同店は、世界的なバスケットボール文化と旺角独自のストリートカルチャーを融合させ新たなバスケットボールの聖地を目指す。

店内ではNBA各チームのユニフォームやアパレルを幅広く取りそろえている

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 香港の街角を歩けば、夕方の公共コートで若者たちが熱戦を繰り広げる姿を目にすることができる。香港でバスケットボールがこれほど人気である背景には、土地が狭いという地形的な要因がある。学校教育における定着が大きく、香港の中学・高校では体育授業の定番としてバスケットボールが導入されており、自然に競技人口が広がっていった。

 街頭文化との親和性もあり、旺角や深水●などにある正規コートでない「街場」と呼ばれるストリートボールは、世代や階層を超えて人々が集う場となっている。香港政府康文署が管理する400以上の公共コートの多くが無料開放されており、誰でも気軽に参加できる環境が整っている。都市の速い生活リズムに合う「短時間で熱く楽しめるスポーツ」としても親和性が高い。香港には「甲一聯賽」と呼ばれる、政府協賛の香港トップリーグも存在し、南華や東方といった伝統クラブが観戦文化を支えてきた。今回のNBA旗艦店開設も、こうした文化的浸透の延長線上にある。

 さらに、NBAの影響は1980年代からテレビ中継を通じてマイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントが香港の若者を魅了し、今月13日にはステフィン・カリー選手らスター選手が来港イベントを開く予定。シークレットゲストとしてNBAスター選手の来港も予定する。具体的な登場日程は、公式インスタグラムで随時発表する。

 店内は「バスケットボール文化の聖地」として設計し、NBAの歴史と香港の街の風情を交錯させた空間が広がる。展示エリアにはステフィン・カリー選手、デリック・ローズ選手、デニス・ロッドマン選手ら往年のスター選手の直筆サイン入りユニホームが並ぶ。サイン入りグッズや限定商品も販売する。

 旗艦店のデザインには旺角ならではの要素を随所に取り込んだ。香港の街を象徴する赤色ミニバスや、NBA仕様の手書き小巴牌(行き先表示板)を模した壁面など、地元文化を反映した装飾を施し、訪れる人々に「香港らしさ」を感じさせるようにしたという。

 店内は2つのテーマゾーンで構成。「The Executive Suite」ではクラシックなジャージーや高級アパレル、限定コレクションを展開し、プレミアム志向のファンのニーズに応える。一方の「NBAHK Terminal」には「Custom Lab」を設け、来店客がオリジナルTシャツやアクセサリーをデザインできるインタラクティブな体験も用意。香港限定のグッズとして、カスタムTシャツ、キーホルダー、マグネット、マグカップなども販売している。

 NBAのグローバル戦略においても、香港はアジア市場の重要拠点であり、今回の旗艦店はその象徴的存在となる。店舗の運営は、香港・マカオ・中国本土でスポーツ・アウトドアブランドを展開する太古資源(Swire Resources)が担う。同社は「Columbia」「Speedo」「UGG」「Crocs」など世界的ブランドを取り扱い、160以上の実店舗と12のECサイトを展開する。

 営業時間は11時30分~22時。

 ●=土へんに歩。

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