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香港の旅行博「香港ホリデー&トラベルエキスポ」閉幕 日本からも多数出展

会場は多くの人がつめかけ、3日で25万人以上を記録

会場は多くの人がつめかけ、3日で25万人以上を記録

 香港最大級のB to C旅行博「香港ホリデー&トラベルエキスポ(HTE)2026秋」が9月25日~27日の3日間、香港コンベンション&エキシビションセンター開催され、延べ25万人以上の来場者を記録した。

マスコットパレードには日本からのゆるキャラの姿も

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 2024年に始まり今回で6回目を迎えた同イベントは、直近の過去3回とも、それぞれ延べ20万人以上の来場者を記録。旅行に関心の高い香港内消費者が集まり、直接旅行商品を販売する新たなプラットフォームとして注目されている。今回も旅行会社やマカオ特別行政区政府観光局等をはじめとする各国地域の観光機関などが集い、世界150以上の国と地域、1000件以上の観光旅行情報がめじろ押しとなった。

 今回のエキスポでは、旅行会社や各国の観光機関が一堂に会し、世界150以上の国と地域を網羅する多くの旅行情報を紹介。会場では、航空券やホテル、クルーズからアウトドア用品に至るまで幅広い商品を展開し、多様化する旅行ニーズに応えるプラットフォームとしての役割を果たす。

 TCIトラベルは初日問い合わせが前回比3割増、売り上げは2日目までに50%増したという。中央アジアや北極圏ツアーへの関心が高く、最高30万香港ドル超の大型契約も成立した。オンライン旅行プラットフォームのKlookは「プライベートカスタマイズツアー」を打ち出し、来場者との直接対話を通じてニーズ把握を強化した。

 ジャパンパビリオンでは、日本の自治体をはじめ、航空会社、鉄道会社、ホテル、スキー場運営会社など、日本関連22ブースが出展。今回初出展となった石川県や栃木県、Richmond Hotelsを含む各ブースでは、秋冬の訪日旅行に向けた最新の観光情報や会場限定のプロモーション、ギフトプレゼントが行われ、にぎわいを見せた。自治体のブースなどでは実際にレンタカーで県を周遊するようなプランを計画している人からの行程の質問なども行き交った。石川県では能登を周遊するドライブルートの質問が寄せられたほか、青森県では秋に渡航する人たちが観光案内所のように質問する姿も見られた。

 同エキスポに連続開催を続ける企業や自治体も回を追うごとに工夫を凝らした展開を図っている。日本関連の旅行商品として、東武鉄道はグループ傘下のホテルの宿泊と香港から仙台便や北海道の直行便をパッケージにした商品を造成し、香港の旅行会社と一緒に販売促進を図ったり、香川のアート・島巡り、新潟のスキー旅行、沖縄へのクルーズなど、地方やテーマに特化した商品などを展開。メインステージでは熊本県が「くまモン」を登場させて会場を盛り上げたほか、大分県が別府や由布院だけでなく、秋冬にこそ訪れたい自然景観や文化体験が豊富であることを紹介するなどして、大きな盛り上がりを見せた。

 会期中に行われたマスコットパレードでは、「くまモン」(熊本県)、「ぐりぶー」(鹿児島県)、「とちまるくん」(栃木県)が列に参加し、香港内で展開される企業などのゆるキャラや、マカオ政府観光局の「Mak Mak」など、他地域のキャラクターと共に会場内を練り歩き、来場者との交流を楽しんだ。

 今年の新たな試みとして導入された、香港エリア内の観光や名物ビュッフェなどを紹介する「ローカル・ツーリズム・パビリオン」や、ハンズオンの手作り体験ができる「クリエーティブ・ワークショップ・パビリオン」、企業旅行のトレンドに対応した初の「MICE & インセンティブ旅行プロジェクト」も多くの関心を集めた。会期が中秋節と重なったことにちなんで設置した巨大なウサギのバルーンは人気のフォトスポットとなり、多くの来場者が記念撮影を楽しんだ。イベント公式SNSで「いいね」をした人に数量限定先着順にミニウサギのランタンを進呈するギフトイベントも行った。カーリングのようにスーツケースを滑らせて競うユニークな「スーツケース王コンテスト」は、観客も気軽に参加できる人気企画となり、今回もリピート開催した。

 主催したエキシビション・グループ黄思遠さんは「中秋節開催は挑戦だったが、初日来場者は前回比20%増。多くの企業や学校が半日休暇を設けたことで来場機会が広がり、旅行需要の強さを改めて確認できた」と振り返る。

 次回は2027年2月末の開催を予定している。

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