香港のスーパーマーケット「一田(YATA)」のコンビニエンスストア「YATA go!」(Shop No. G06, G/F, Cullinan Sky Mall, 10 Concorde Road, Kai Tak, KL)が7月31日、啓徳の商業施設「天璽・天 Mall(Cullinan Sky Mall)」にオープンした。同社初となる24時間営業のコンビニとして、日本のコンビニ体験と香港のソウルフードを融合させた新しいライフスタイル拠点を目指す。
「一田」は、香港の大手デベロッパー である新鴻基地産の傘下で運営されている日本式の百貨店・スーパーマーケット。2008年に「西田百貨(Seiyu)」からリブランディングし、「一田」として新たなスタートを切った。単なる小売店にとどまらず、香港の消費者に「現代の日本式ライフスタイル」を体験してもらうことに重点を置く。日本から直輸入した食材、旬のフルーツ、生活雑貨やアパレルなどを扱い、「新しいライフスタイル拠点」としての役割を発信している。大型百貨店業態に加え、食料品に特化したスーパーマーケット業態を香港各地の主要なショッピングモール内に展開。同店も、「一田」初となるコンビニとして24時間営業する。
近頃、香港の旅行者にとって「日本のコンビニ巡り」は旅ナカの定番ルートとなり、円安などによる現地価格で新商品や限定品を探す「宝探し」のような体験として親しまれてきた。同店は、そうした日本旅行で香港人が持つ探求心と幸福感を、香港の日常に直接届けることを目指している。同店は、「日本直送」の商品をメインにラインアップ。商品数は300点以上を扱い、そのうち日本ブランドの飲料とアルコール類が100種類以上にのぼる。さらに、健康志向が高まる市場にあわせ、プロテインの販売もある。
香港・日本のローカルフード、スナックから冷凍食品、日用品までを並べる。アルコール類も「キリン」「アサヒ」「サントリー」などの人気銘柄のほか、日本各地のクラフトビールや限定酒・果実酒・地酒などもそろえる。併せて、「一田食堂」の弁当・おにぎり・サラダ・フルーツ・デザートもそろえる。神戸発の老舗ベーカリー「ドンク(DONQ)」の商品をコンビニとしては独占販売する。
ドリンクでは、日本茶をはじめ、70種類以上の飲料を展開するが、日本で人気の体験型ドリンクも用意した。東京・恵比寿発祥の「猿田彦珈琲」によるドリップコーヒーを香港のコンビニで初めて独占展開し、「カフェラテ」「アメリカン」(ホット20香港ドル、アイス23香港ドル)を用意した。日本のコンビニでトレンドとなっている「Mix & Match」セルフ式フルーツスムージーマシンを導入し、日本のメロンハニーとイチゴ・バナナ・オレンジミックス、計2種類のフルーツスムージー(28~35香港ドル)を提供する。衛生面にも配慮し、QRコードをスキャンすることで起動し、使用後に自動で80℃以上の熱湯洗浄を行うシステムを組み込んだ。
ホットスナックでは、フードコート「便利一田食堂」を開設。「便利だからといって妥協しない」をコンセプトに、「香料案内所」による、「優秀味覚賞」を受賞したいり桜エビラー油を添えた魚肉・豚肉焼売(4個、20香港ドル)の独占展開や、九龍城の牛肉店「李輝記」とコラボレーションしたサテソースあえ麺、九州産銘柄鶏「華味鳥」の肉団子などのホットスナックを提供する。
ライフスタイル用品にも注力し、日本のライフスタイル雑貨ブランド「WATTS」の折り畳み透明傘や保健機能食品 、ケア用品、マスクなどもそろえ、「日常のあらゆるニーズに応えるようにした」という。
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