香港発のヘルシーバブルティー「Mother Pearl」が、7月29日、中環のランカイフォン(蘭桂坊)に2階建ての旗艦店(UG/F & LG/F, 24 D’Aguilar Street, Central, Hong Kong)をオープンした。
「Fountain of Youth」(149香港ドル、ジャー=727香港ドル)
従来のバブルティーは、精製糖や高カロリーのクリーム、添加物を多用するため「罪悪感のある嗜好(しこう)品」と見られることが多いが、同ブランドは「健康志向でサステナブルな飲み物」へと再構築したブランド。シグネチャーである手作りのタピオカパールと植物由来に基づくレシピは、「自然・ウェルネス・芸術への深い敬意」をもって運営しているという。
各ドリンクにはゼロカロリーの天然甘味料、プレミアム植物性ミルク、自家製ビーガンパールを使用。原材料の選定から責任ある生産、廃棄物削減に至るまで、全ての工程はウェルビーイングを支えるよう設計しているという。
新店舗は「昼から夜まで楽しめるソーシャルハブ」として位置づける。バブルティーに加え、ミクソロジーを取り入れたカクテル・モクテル、グラブ&ゴーの軽食、砂糖不使用のビーガンジェラートなどを提供し、香港のライフスタイルに寄り添う新たな空間を提案する。従来のティーサービスを超え、スーパーフードを取り入れた季節限定メニューもそろえる。
アッパーフロア階には「Crafted Bar」が登場。通り過ぎるためではなく、滞在して体験するための空間で、カクテルやモクテルなども用意した。代表的な一杯は、パイナップルの香ばしさと複雑なハーブの風味が重なる「Empress Wu」(286香港ドル、パールパウダー入り333香港ドル)。5年・25年熟成の陳皮を使った「The Price of Time」(5年もの陳皮=499香港ドル、25年もの陳皮=1,999香港ドル)は、ウイスキーの深みと漢方的な余韻を組み合わせた。大容量カクテル「Fountain of Youth」(149香港ドル、ジャー=727香港ドル)や、「Black Typhoon」(149香港ドル、同=727香港ドル)も用意した。一部のドリンクはアルコール入り・ノンアルコールの両方で提供する。
従来のバブルティーを超えた「機能性ドリンク」もラインアップ。エネルギーを高める「Bright Pressure」(82香港ドル)、機能性キノコといわれる「ライオンズメーン茸(ヤマブシタケ)」を加えた「Clever Coca」(86香港ドル)のほか、タンパク質やビタミン、ミネラルを豊富に含むスーパーフードとして注目される「スピルリナ」入りの「Green Grin」(91香港ドル)も人気だという。エスプレッソをベースにした創作ドリンクでは、「Golden Veil」「Tidal Lychee」「Midnight Dust」(以上49香港ドル)などをそろえる。
料理は、鶏肉を使った「Mama’s Nugget」(91香港ドル)、ゆで卵を茶葉やしょうゆベースの煮汁で煮込んだ燻製(くんせい)茶卵とキャビアを組み合わせた「Smoke & Pearls」(191香港ドル)、自家製のチリクラッシュとブラータを合わせた「Curious Burrata」(282香港ドル)などをそろえる。
軽食はほかに、「Chicken Power Wrap」(122香港ドル)、「Mushroom Harvest Wrap」(113香港ドル)、「Marbled Egg Wrap」(66香港ドル)などのラップロールのほか、「Matcha Sea Salt Mochi Cookies」「Earl Grey Mochi Cookies」(以上31香港ドル)などのクッキー類も用意する。
ジェラートは砂糖不使用で、濃厚なダークチョコレートをベースにした「Dark Matter」、天然バニラビーンズを使った「Velvet Cloud」(以上78香港ドル)、ウーロン茶の香りと味わいを凝縮したという「Mountain Oolong」、ジャスミン茶の香りを生かした「Jasmine Bloom」(以上67香港ドル)などを提供する。
「好奇心こそ現代のセルフケア」というコンセプトの下、店内は「Bubbles of Curiosity」をテーマに設計。古代アジアの知恵を日常の楽しみに織り込み、「訪れる度に新しい発見を促そう」と考え、創業者のPo Chenさんは「この場所が人々に好奇心を持ち続け、自分を支えるものについて問いかけ、マインドフルなライフスタイルを楽しむきっかけになれば」と話す。
営業時間は、グランドフロア階=8時~22時、アッパーフロア階=12時~24時。