シャンパンバーを備えた韓国料理レストラン「TIENMO(天模粉食)」(G/F, 9-11 Staunton Street, Central, Hong Kong)が9月28日、香港・中環のSoHoエリアにグランドオープンした。韓国のソウルフードである庶民的な粉もの料理「粉食(「プンシク)」に高級食材を合わせ、シャンパンとのペアリングと共に楽しむ新たなダイニングスタイルを出店した。
経営は、金融界やK-popエンターテインメント業界で実績を持つ創業者のティモ・キム(Timo Kim)さん。韓国のソウルフードである「粉食(プンシク)」をベースに、食材と技法を組み合わせた新しいスタイルの韓国料理を目指す。韓国料理、特にストリートフードをシャンパンに合わせて提供することで「より楽しめる食べ方を提案したい」という。
店舗は2つの区画から成る構成で、テーブル席やバーカウンター、屋外席を合わせて計44席を配置。深みのあるワインのようなバーガンディー色を基調としたモダンな内装に、ヒップホップやR&Bを中心とした音楽を流す。日中は温かみのある照明で温和な雰囲気を演出し、夜はにぎやかなSoHoの街並みに調和するように照明へと切り替えるなど、昼夜で異なる表情に仕上げた。平日のランチタイムはオフィス街の需要に応える手頃なセットメニューを提供し、夜は活気あるバー空間へと転換する。
看板メニューは、江原道洪川郡の職人が手作りしたトッポギ(韓国もち)をはじめ、和牛やキャビア、トリュフなどの食材を取り入れた料理が並ぶ。オセトラキャビアを添えた「生牛肉魚子醤紫菜飯巻」(288香港ドル)や、宮崎県産A5和牛と削りたての生トリュフを合わせた「和牛黒松露炸醤麺」(298香港ドル)、自家製の甘辛ソース、カレー塩、そして大根のピクルスのほか、フランス産のブランド「カヴィアリ(Kaviari)」のキャビアをあしらったフレンチサワークリームを添えた「韓式炸鶏服務」(428香港ドル)など、親しみやすい大衆的なメニューを高級食材で昇華させたメニューを提供する。
平日の12時~15時のランチタイムには、ビジネス街の需要に合わせた、メインとサイドが選べるランチセットメニュー(168香港ドル)を用意。メインには、ケランマリ(韓国風卵焼き)を添えた「韓式●牛肉飯」や、甘酸っぱい味付けのナポリタン「韓式拿坡里意粉」、新鮮な野菜をたっぷり添えた「韓式辣拌冷麺」などをラインアップ。サイドディッシュには、韓国風の甘辛ソースを絡めた「經典原味辣炒年●」、ソウルの広蔵(クァンジャン)市場から着想を得たツナマヨシソ巻き「呑拿魚蛋黄醤紫菜飯卷」のほか、韓国の伝統的な腸詰め料理のスンデ「韓式粉條血腸」を用意した。
ドリンクは、創業者Timoさんが強調する「韓国のソウルフードとシャンパン」のペアリングに重点を置き、フランスのシャンパンブランド「ヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot)を軸に展開。シャンパンの爽やかな酸味と気泡に、トッポギやフライドチキンのスパイシーさと調和させる。ほかに、チャミスルなどの焼酎(ソジュ)、ビール、ハイボールなども幅広く取りそろえた。
22時以降の深夜時間帯には、韓国の屋台文化や深夜酒場から着想を得たミッドナイトメニュー「TIENMO AFTER 10」を提供する。レトロな緑色のメラミン食器を使い、辛い無骨鶏脚(もみじ)や豆腐キムチ、ジャガイモのチヂミなどのつまみメニューと共に豊富なドリンクメニューを提供する。
営業時間は、11時~15時、17時30分~翌2時。
●=火へんに考、●=米へんに羔。