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香港・中環のタワー最上階に「CARDINAL POINT」 パノラマビュー一望

ビクトリアハーバーを臨み、マジックアワーも楽しめる

ビクトリアハーバーを臨み、マジックアワーも楽しめる

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 中環のランドマーク・グロセスタータワー最上階に今春登場した、レストランやプライベートクラブを併設した「Forty-Five」(45/F Gloucester Tower, LANDMARK, 15 Queen’s Road Central TEL 3501 8560)内に7月31日、バーとスカイテラスのオープンエリア「CARDINAL POINT」がオープンした。香港を拠点とするホスピタリティ・グループ「Leading Nation」が手がける。

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 バーとスカイテラスを備えた屋上からは、香港の象徴的なスカイラインとビクトリア・ハーバーのパノラマビューが一望できる。2万平方フィートのスペースに最大350人を収容できる。「世界各地の食材をたたえ、なじみのあるものを独創的かつレトロにアレンジした」といい、音楽は深夜まで専属DJが担当する。

 店名の「カーディナル・ポイント」は、東西南北の4つの主要な羅針盤の航海方位を意味する。「マジックアワーの温かい光に包まれながらの待ち合わせの場所としての意味、ミクソロジー、ガストロノミー、アート、音楽の4つの要素を提供することから名付けた」という。

 ドリンク類を担当するビバレッジ・ディレクター、ジョン・ニュージェント(John Nugent)さんは、世界各地の食材を使い、独創的でレトロな解釈のクラシック・カクテルを提供する。「シグネチャー『セクシー・トロピカル』カクテル」(全5種)のうち「Larry Bird」(150香港ドル)は、プランテーション・パイナップル・スティギンス、スーズ・ゲンチアナ、ビター・ビアンコ、パイナップル・スキンのトロピカルな要素を組み合わせた。「Purple Potato Painkiller」(50香港ドル)は、ブラックストラップ・ラム、アグリコール、芋、オレンジ、パイナップル、ココナツのトロピカルな要素を組み合わせた。メニューに載っていないクラシックカクテルもリクエストに応じて対応する。

 食事メニューは、ラファエル・ギル(Rafael Gil)シェフが考案した世界各国の料理を提供する。ラファエルシェフは、スペインからアジア、そしてロサンゼルスまで、世界中を駆け巡ってきた。シンガポールや香港でスペイン料理店「カタルーニャ」の開店に携わり、その後もリッツカールトン香港やW香港などのダイニングで活躍した後、スペイン料理「Rambla」に戻り、今回のオープンに至る。

 同店では軽めのメニューをオーダーする人が多いことも想定し、前菜は11種類を用意した。スパイスを利かせたラムひき肉と爽やかなヨーグルトドレッシングをかけたラムの肉団子「Lamb Koftas」(160香港ドル)、タコス「Cardinal Pork Tacos」(180香港ドル)など。

 ほかにも、モッツァレラ、フレッシュ・バジル、自家製マリナーラを使ったクラシックなマルゲリータ「Margherita」(160香港ドル)や、チポラータ・ソーセージ、自家製マリナーラを使った「The Antinori」(220香港ドル)などのピザもある。

 焼き餃子(100香港ドル)やトリュフ入り餃子(220香港ドル)などのアジア系アイテムのほか、デザートなどもラインアップに加えた。

 伝統的な香港スタイルのマンゴー・ポメロ・サゴ「Mango Pomelo Sago」(58香港ドル)のほか、フランスで愛されているレシピで、フワフワのシュー生地、ホイップしたイチゴのクリーム、イチゴのお酒、季節の食材が層になっているモンブラン「Mont Blanc」(150香港ドル)なども提供する。

 営業時間は12時~22時。

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