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香港・湾仔の広東料理「金紫荊粤菜廳」、飲茶34種を食べ放題で

香港でも珍しい飲茶の食べ放題

香港でも珍しい飲茶の食べ放題

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 湾仔(Wanchai)にある大型展示場、香港会議展覧中心(HKCEC)にある広東料理のレストラン「金紫荊粤菜廳(Golden Bauhinia Cantonese Restaurant)」(Expo Galleria, HKCEC, 1 Expo Drive, Wanchai, Hong Kong, TEL 2582-7728)で7月4日、飲茶の食べ放題が始まった。

ビクトリアハーバーすぐ近くに位置する穴場のレストラン

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 同店はHKCECの最も北側に位置し、アクセスが良くないため、あまり知られていないが、HKCEC内にあることから、出展者や来場者の食事の場所、ビジネスの商談の場所として使われることもがしばしばある。特に窓側の席からはビクトリアハーバーと九龍側の景色が非常に美しく眺められる。政府関係の行事などで中華料理が出される場合、同店の料理が振る舞われることも少なくない。席数は約160席で、内装は中華風のスタイルにこだわるほか、高価な壺を随所に飾っている。

 料理は伝統的な広東料理と創作の広東料理の両方を提供。特に「銀絲脆●蟹蓋(Deep-fried Crab Shell Stuffed with Crab Meat)」はカニの身を揚げ、それをカニの形をした銀器の銅の部分に置く料理。数々の料理の賞も受賞している。

 食べ放題の飲茶はランチタイムのみ34種類を提供する。「芝麻蝦多士(Deep-fried Shrimp Toast Topped with Sesame)」は一口サイズのトーストに揚げたエビを載せ、さらにゴマをまぶした料理。「菜粒叉燒炒飯(Fried Rice with Diced Barbecued Pork and Vegetables)」はチャーシューのチャーハンのこと。普通は白米の上にチャーシューを載せた「叉焼(チャーシュー)飯」だが、ここではチャーシューをサイコロ状に細かく切ってからチャーハンにしている。「高湯竹笙灌湯包(Bamboo Pith , Seafood with Matsutake Mushroom Dumpling served in Supreme Soup)」はキヌガサダケやマツタケと海鮮を使ったスープ。日本人に人気の「小龍包」はメニューにないが、同じく人気の高い「筍尖蝦餃皇(Shrimp and Bamboo Shoot Dumplings)」は、いわゆるエビを包んだ蒸しギョーザ「ハーガウ」のこと。「豚肉香菇燒賣(Kurobuta Pork Dumplings with Mushroom)」という黒豚のシューマイもある。

 全34品目のうち、ベジタリアンのためにハスの根をスライスした「凉拌蓮藕片(Sliced Lotus Roots)」、キノコとジャガイモを焼き上げた「火山薯蓉雜菌酥(Baked Assorted Mushrooms and Sweet Potato Puffs)」などを中心に、ほかにも「蒜拍黄瓜(Cucumbers with Garlic)」「白灼時蔬(Poached Seasonal Vegetables)」「雜菌素粉果(Vegetable and Assorted Mushrooms Dumplings)」の計5品を用意している。

 営業時間は、ランチ=12時~14時30分。9月30日まで。料金は、大人=1人248ドル、子ども(5~11歳)=198ドル(お茶付き)。

 脆●=火へんに局

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