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香港に新スタイルのすし・そば・日本酒の店「SUSOSHU」 京都産のそば使う

基本はセットとして提供する同店のメニュー

基本はセットとして提供する同店のメニュー

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 香港・尖沙咀駅にほど近く飲食店が集まる亞士厘道に8月28日、日本食「寿司(すし)を食って、蕎麦(そば)で〆る。日本酒もある、長い名前のレストラン。(SUSOSHU)」(1/F, 17-19 Ashley Road,Tsim Sha Tsui Tel:2633 3882)がオープンした。

ポップなモチーフも取り入れた店内の様子

 香港にはうどん専門店はあるものの、そばをメインにした店は少ない。同店は伝統的な店というより、香港や若者の感覚を取り入れたコンセプトになっている。店舗面積は約100平方メートル、すしカウンターに11席、4人と2人掛けを合わせて26席を用意する。グレーの壁に同店のロゴとも共通する世界観のポップなグラフィックを描き、スタッフも黒いTシャツにエプロン姿を基本のユニホームとカジュアルさで対応する。

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 ランチは全部で6種類のセットメニューを用意。メインは、すしかそばを選ぶが、すしも一貫ずつをそろえて並べるのではなく、丸状の皿にいろいろな方向に並べた変わったスタイルだ。ネタは日本から直送したものを使い、マグロ、トロ、エビ、イクラなどを華やかにアレンジする。そばは、京都に3店舗を構える本家尾張屋の「宝来そば」を使い、冷たいもの、温かいもの、盛りそばの3種類を用意。それぞれ大胆なアレンジを加える。A4和牛冷柚子(ゆず)清湯蕎麦麺套餐(398香港ドル)は、スライスしたスダチを浮かべた冷たいつけつゆで食べるそばだが、熊本和牛をそのまま食べたり、つゆに浸して楽しめる。前菜としてのサラダと太巻きが付く。太巻きは米に赤酢を使い、ウナギ、エビ、チーズ、卵、飛子など、香港人が好きな食材を巻き、周りには青のりをまぶす。温かいそばには天ぷらを付け合わせたセット(238香港ドル)にし、盛りそばのセット(178香港ドル)はそばの上に豚のそぼろ、卵黄とネギを載せ、まぜそばのようにして食べる。

 日本酒のラインアップは「獺祭(だっさい)」など香港で人気の銘柄を中心に今後増やしていくという。少しずつ異なる味を楽しむことができるようにトークンのようなものを用意する。

 カクテル、モクテルにも力を入れ、オーダーすると席の近くに移動式のテーブルを運び、目の前で作る演出で提供。使う素材を小皿に少し入れて味見ができるようにするほか、事前にミックスしておいたジュースなどは細長いガラスの容器に並べて試験管のようにセッティング。毎日2種類のオリジナルカクテルを提供できるようにしている。

 営業時間は、ランチ=12時~15時、ディナー=18時~22時。現在はリカーライセンス取得中で、新型コロナ肺炎による措置に合わせた時間で営業している。

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