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香港にカキをメインにした居酒屋「Kagura牡蠣小屋」 生ガキや蒸しガキをお好みで

毎日新鮮なカキが届き、店内に並べる

毎日新鮮なカキが届き、店内に並べる

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 香港・銅鑼湾の駱克道で飲食店が集まる「The L.Square」に5月4日、居酒屋「Kagura牡蠣(かき)小屋」(10/F., The L.Square, 459-461 Lockhart Road, Causeway Bay TEL2143 5655)がオープンした。カキをメインに各種居酒屋メニューを用意した同店はの店舗面積は1883平方フィート。内装は白を基調とした明るいカフェスタイルで、カウンター8席、バーエリア4席など、合わせて32席を用意。掘り座卓のエリアは12人を収容でき、ロールアップ式の仕切りで半個室のように使うこともできる。

一斗缶にいれて日本酒で蒸し上げる「かんかん焼き」

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 同店は、同じ銅鑼湾エリアで人気の串揚げ「JunG39」と同じマネジメント陣が運営する。「高級すしと日本の居酒屋の間くらいのイメージの雰囲気と価格帯で、とにかく楽しんでほしい」と話すオーナーの一人、中村光成さんは「日本人シェフや座席の配置や空間など、今日本に行けない中でも、ここで日本をそのまま感じてもらえるようにしたい」と意気込む。

 メニューはカキをメインに刺し身、つまみ、炉端焼きなど幅広い。入り口付近にはカキや鮮魚を並べ、そこから選んで注文もできる。カキは岩手の「令和の怪物」「雪解け牡蠣」「かんの」などのブランドガキをはじめ、兵庫や三重の岩ガキなどから「その日の良いもの」を仕入れている。

 「かんかん焼き」(6個220香港ドル、12個380 香港ドル)は一斗缶にカキを並べ、缶ごと直火で蒸し焼きにする料理で、日本酒を使って香り豊かに仕上げる。ほかにも「生ガキ」(時価)や、カキ6個が入った「かき土手みそ鍋」(280香港ドル)なども用意。希望があれば「焼きガキ」「カキフライ」などの単品も同料金で対応するという。

 刺し身は鮮魚3種(2人前440香港ドル~)のほか、「まぐろ中トロ」「はまち」「しまあじ」(以上280香港ドル)など、すしは「8貫盛り合わせ」(198香港ドル)、「とろたく巻き」「ネギトロ巻き」(以上88香港ドル)などを用意。炉端焼きも、「もも」「ハツ」「レバー」「豚かき巻き」「豚バラ」(以上38香港ドル/本)など幅広いメニューから選択できるようにしている。

 ドリンクにはレモンチューハイだけで6種用意するほか、「カキに合わせるためにできた」というビール「三陸の牡蠣スタウトビール」(88香港ドル)、日本酒「山和純米吟醸」(580香港ドル/本)や「富久長シェルラバーズ」(680香港ドル/本)をそろえ、生酒や焼酎も扱う。

 変わり種の人気メニューの一つは、日本でも宮城や岩手で親しまれる旬の食材を牛乳瓶に入れ、自分でご飯にかけて食べる体験型のご当地丼「瓶丼」(198香港ドル)で、メカブ、山芋、ネギトロ、イクラ、ウニなどを瓶にしっかり詰めてランチタイムも提供している。ランチは「鶏唐揚げ定食」(98香港ドル)、「特大カキフライ定食」(148香港ドル)など12種のメニューを用意し、生卵や納豆、山芋、メカブなどを12香港ドルで追加できるようにした。

 営業時間は、ランチ=12時~15時、ディナー=18時~22時

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