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香港はショッピングモール開業ラッシュ 空港横に最大規模のモールも

2023年はショッピングモールの開業ラッシュが続く香港

2023年はショッピングモールの開業ラッシュが続く香港

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 香港には多くのショッピングモールが存在しているが、今年は香港国際空港(HKIA)第2ターミナル横に380万フィートにも及ぶ香港最大級の超大型ショッピングモールが誕生するほか、今年は他のエリアでも相次いでショッピングモールが開業する。

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 香港国際空港第2ターミナル横にある「航天城(SkyCity)」は、亞洲国際博覧館(Asia World-Expo)、天際萬豪酒店(SkyCity Marriott Hotel)などで構成するが、新しく「11天空(11 Skies)」と名付けられた超大型ショッピングモールがマリオットの西側に建設されている。「K11」などを建設したデベロッパー最大手の一つ、新世界発展(New World Development)が新しく建設するため数字の「11」を冠する。元々打ちっぱなしのゴルフ練習場だった広大な敷地を生かし、広さは380万平方フィートと香港最大規模の広さを持つ。

 2023年末に完成予定の同モールには、東京のデジタルコンテンツ会社でデジタルアートに強みを持つ「teamlab」が進出するほか、子ども向けの職業体験型テーマパーク「キッザニア」も香港初登場となる。13メートルの大型スクリーン前に設置された遊園地のアトラクションのような専用マシンに乗って香港上空を飛んでいるかのような体験ができる「飛行影院(Timeless Flight Hong Kong)」なども計画されている。

 大圍(Tai Wai)駅南側に駅に接続する形で大型のショッピングモール「圍方(The wai)」は今年上半期に開業予定。4フロアから成り、延べ床面積は65万平方フィート、店舗数は150を見込む。5000平方フィートのステージも設け、コンサートなどのイベントも予定する。

 MTR啓徳駅(Kai Tak Station)北西部にある「AIRSIDE」は、オフィスとショッピングモールが一体となった複合施設。高さ200メートル、47フロアの同ビルだが、下層階は面積190万平方フィートのモールとなり、年内の完成を目指す。モール部分には屋上空間も併設し、庭園や小さな畑などを設け、緑あふれた空間を創出するという。

 元朗(Yuen Long)にあるYoho Townは既に高層ビル群とショッピングモールが併設されているエリアで、第1座の完成から約20年が経過しているが、いまだに開発途上にある。上から見ると楕円の形をしている道路、朗楽路(Long Lok Road)に囲まれたエリアに「YOHO Mix元鏈」という新たなモールを建設中。第4四半期の開業予定で、広さは10万7000平方フィートと他の開業予定モールと比べると小さい。

 香港島南部、黄竹坑(Wong Chuk Hang)初のショッピングモールが「THE SOUTHSIDE」。5フロアから成り、売り場面積は51万平方フィート。ファッション、飲食、電器、娯楽など生活に必要な約150の小売店が出店予定だが、オープンは段階的に進めていく計画だ。

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