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「ミシュランガイド香港・マカオ2026」発表 3つ星、昨年と変わらず

マカオのグランド・リスボア(新葡京酒店)で行われた「ミシュランガイド香港・マカオ版(米芝蓮指南香港澳門)2026」の授賞式

マカオのグランド・リスボア(新葡京酒店)で行われた「ミシュランガイド香港・マカオ版(米芝蓮指南香港澳門)2026」の授賞式

 今年で18回目の刊行となる「ミシュランガイド香港・マカオ版(米芝蓮指南香港澳門)2026」が3月19日に発行され、同日、マカオのグランド・リスボア(新葡京酒店)で授賞式が開催された。

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 香港の星獲得店は77店、マカオは21店で、合計98店が星を獲得した。今年新規に4店のレストランが初めて1つ星を獲得し、香港とマカオからそれぞれ2店がランクイン。香港のレストランのうち、最高位の3つ星を獲得したのは7店、2つ星は13店、1つ星は57店でした。そのうち1店は1つ星から2つ星へと格上げされた。

 香港の店を星別に見ると、3つ星を獲得したのは昨年と同じく7店。フォーシーズンズホテルのフレンチ「Caprice」、アワビを使った料理で知られる「富臨飯店(Forum)」、イタリア料理店「1/8 Otto e Mezzo-Bombana」、広東料理の「唐閣(T’ang Court)」、日本料理では、伝統的な江戸前ずしを提供する「すし志塊」、ジャパニーズフレンチ「Ta Vie旅」と、ザ・ランドマーク・マンダリンオリエンタルホテル内のフレンチレストラン「Amber」の7店は昨年と同じ顔ぶれとなった。これ以外にマカオからは昨年と同じく「譽瓏軒(Jade Dragon)」と「Robuchon au Dome」の2店が3つ星に輝いている。

 香港の2つ星は合計13店で、2店が新たに加わった。アンヌ=ソフィー・ピック(Anne-Sophie Pic)シェフがアジアで2店舗目として展開する「クリスタル・ルーム(Cristal Room)」は、今回の選定でミシュラン2つ星に昇格した。最近改装を終え、オープンキッチンを囲む内装が特徴的な「L'Atelier De Joel Robuchon」は、フレンチのジョエル・ロブションが手がけた高級レストランで、世界的ブランドとしてミシュラン2つ星を獲得し、復活を遂げた。これにより、ミシュラン2つ星を獲得したレストランの総数は19店となり、そのうち13店が香港、6店がマカオになる。

 今年の選出では、合計70店のレストランがミシュラン1つ星を獲得しており、そのうち57店が香港、13店がマカオ。新たにミシュラン1つ星を獲得した4店のレストランのうち2店は香港の新規参入となった。

 さらに、「チャイナ・タン(唐人館)」と「鮨(すし)たけし」が初登場。チャイナ・タンは、故デイヴィッド・タン(鄧永鏘)さんが構想した風格あるレストランで、最近改装を終え、メニューも一新。広東料理の定番に加え、北京料理や四川料理の逸品を取り入れた。「鮨たけし」のシェフ、キン(健)さんは、「銀座いわ」や「鮨わだつみ」など、香港と日本のすし店で培った経歴を持つ。日本から空輸した食材のみを使う完全予約制の「おまかせ」コースを提供する。マカオには「ドン・アルフォンソ1890(Don Alfonso 1890)」と「御花園(Palace Garden)」が新規ランクインした。1つ星の日本関連の店は8店舗となった。

 環境保全や持続可能性に積極的に取り組むレストランに与えられる特別な評価である、ミシュラン・グリーンスターは「Amber」「Feuille」「Mora」「Roganic」、マカオの「UTM Educational Restaurant」が維持した。

 そのほか、特別賞として新たに「メンター・シェフ賞」を設けた。これは飲食業界や次世代のシェフたちに多大な貢献と深い影響を与えてきたベテランシェフを表彰するもの。同賞を得たのは2つ星レストラン「ティン・ルン・ヒーン(天龍店)」の総料理長ラウ・ピン・ルイ(劉秉雷)さん。50年近くにわたり広東料理の芸術に情熱を注ぎ、新たな世代のシェフの指導にも力を入れている。「若手シェフアワード」には、新規ランクインした「Sol」に勤めているキム・グァンジュ(金官柱)シェフ、「サービスアワード」は「淮揚曉宴」(2つ星)のジェニー・イェ(葉惠娟)シェフ、「ソムリエアワード」は3つ星レストラン「Caprice」で勤務するフランス出身のフロリアン・ユロー(Floriane Hureau)さんが、それぞれ選ばれた。

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