香港公園にハンドクラフトコーナー、この道50年の切り絵職人が技を披露

「人像剪影」コーナーに並ぶ休日の家族連れ

「人像剪影」コーナーに並ぶ休日の家族連れ

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 都会のオアシスとして知られる香港公園内で土曜・日曜・祝日に限り出現する手作りアイテムを販売する屋外アートコーナーが1月1日、新たな面々に入れ替わった。

 同公園には鳥小屋、温室、茶館から、香港ビジュアル・アーツ・センター、レストラン、結婚登録所までがあり、それぞれが自然の景観に溶け込み、木々の合間から迫力ある周辺の超高層ビルが見えることでも人気がある。噴水や滝、蓮池など水をテーマとして用いていることも特徴だ。

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 公園内茶具文物館(Flagstaff House Museum of Tea Ware)脇のスペースに設けられた同コーナーは、移り変わりの激しい香港で市民が憩いの場として楽しいひとときを過ごせるようにと康楽文化事務署(LCSD)が企画し、2002年の開催以来14回目のフェーズを数える。香港公園内にバザー形式のように屋外にテントが並び、似顔絵を描く人、手作りカードを販売する人、せっけんやブローチ、オーナメントなどの小物類を販売する人など約10の出展者が集う。販売するアイテムの価格帯は約20~100香港ドル程度。

 出展者の一人、薜方寧さんは人の横顔を切り続けて50年。一本のはさみと紙で目の前に座った人物の横顔を紙に切り抜いていく「人像剪影」を披露する。薜さんははさみを同じ角度にしたまま、紙をいろいろな方向に向けながら切り、額の曲線から前髪、まつ毛、鼻の高さまでものの見事に表現する。1人の切り絵は30香港ドルで、2分もあれば瞬く間に横顔が一枚の紙に映し出されシルエットアートが誕生する。

 開催時間は土曜・日曜・祝日の昼ごろ~18時。同フェーズは今年12月31日までを予定。