香港・九龍東の啓徳エリアに初のインターナショナル系ホテル

座席間隔がゆったりとられている終日営業のレストランエリア

座席間隔がゆったりとられている終日営業のレストランエリア

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 ホテル不足が叫ばれる香港で、九龍の空港跡地として知られる啓徳エリア(19 Luk Hop Street, San Po Kong)に8月5日、初のインターナショナル系大型ホテル「Pentahotel(ペンタホテル)」が開業した。

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 ペンタホテルはもともと、ドイツをはじめとする欧州で展開してきた中級のホテルチェーン。現在は新世界発展傘下のローズウッドホテルグループが運営し、北京、上海に続きアジア地区3拠点目として香港のMTR鑽石山(ダイヤモンドヒル)駅から徒歩圏内にオープンした。

 ペンタホテルの特徴は、通常のホテルに見られる重厚感などはなく、全てにおいて「気軽さ」を大切にする。レンガやコンクリートの打ちっ放しの壁にグラフィックを施すなどして現代風にアレンジしながらも素朴さにも重点を置く。グループの共通のコンセプトとして、当初からローカル要素を取り入れ、その土地土地の景色の絵柄をモチーフとして部屋やレストランをデザインする。

 香港でも、フロントラインのメンバーは香港のファッションレーベル「4A Like Black」のものを着用し、カジュアルを重視。室内では、香港を象徴する突き出した電飾看板の写真をあしらったデザインの壁紙を使用。マグカップは香港の人気雑貨店「G.O.D.」と作ったオリジナルのもので、お湯を入れると絵柄が浮き出るものを採用するなど細部でも香港らしさにこだわる。

 32階建ての同ホテルのゲストルームは全695室。「Penta Room」「Penta Plus」「Penta Grand」の3カテゴリがあり、それぞれにツインかキングベッドの部屋を用意している。現在はまだ工事中のフロアもあるが、秋までには全て利用可能となる。

 終日営業するレストランエリアのeatstreet@Pentaloungeは客室同様、落ち着いた配色のモダンなデザインで区画ごとにオープンキッチンを設け、開放感のある空間に230席を用意。ビュッフェを基本として、さまざまな料理を提供するが、香港のローカル色を打ち出すため、粥(かゆ)や点心などのメニューも充実させた。大衆食堂の茶餐廳で出てくるような香港ならではの麺類、ミルクティーやエッグワッフルを提供する一方、ホテル出身で現在は自らの名前のブランドの店も手掛けるトニー・ウォンさんのデザートも用意する。現在はホテルの宿泊客だけでなく、地元の人もトニーさんのデザートを求めて並んでいる。

 PR担当のアイリス・ホーさんは「若い層がターゲットかと聞かれるが、このホテルはいつでも若い気持ちをもっている人に楽しんでもらえれば」と話す。ジムや現在工事中のプール(夏季のみ営業)も備える。

 オープニング記念として9月30日までは宿泊料金を888香港ドルから提供し、その後も比較的低料金を想定している。同期間中、宿泊客も非宿泊客もレストランを20%引で利用できる。ランチは88香港ドルのセットランチを基本とし、ディナーは318香港ドル(日曜~木曜)、388香港ドル(金曜・土曜・祝日)。営業時間は7時~23時(土曜・日曜・祝日は6時30分~)。

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