国際G1レースの香港カップ、武豊騎乗のエイシンヒカリ制覇

余裕で逃げ切った武豊のエイシンヒカリ

余裕で逃げ切った武豊のエイシンヒカリ

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 沙田(Shatin)競馬場で12月13日、世界競馬の最重要レースの1つである香港国際競争(Hong Kong International Race=HKIR)が行われ、メーンレースの香港カップは武豊騎乗のエイシンヒカリが優勝した。香港マイルもモーリスが制するなど日本馬が活躍した。

客席を埋め尽くした観衆は8万5552人

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 競馬では最高格の格式として日本ダービー、有馬記念などのG1レースがあるが、HKIRでは香港ヴァーズ、香港スプリント、香港マイル、香港カップという4つのG1が1日に4レースとも開催される大規模なもので、この日は世界の競馬関係者の注目が香港に集まる。日本からは旅行代理店がHKIRの観戦ツアーを組む。

 「香港ヴァーズ」(2400メートル)はライアン・ムーア騎乗のハイランドリール(アイルランド)が、G1のセクレタリアト・ステークスに続く2勝目を挙げた。最速馬を決める「香港スプリント」(1200メートル)は香港のペニアフォビアが勝った。日本のミッキーアイルは7着、ストレイトガールは9着、サクラゴスペルは12着だった。

 1マイル=1600メートルで争う「香港マイル」は日本のモーリスが最後の直線で強烈な末脚を見せて1着でゴール。賞金1311万香港ドルを手にした。騎手は香港ヴァーズで勝ったライアン・ムーアでこの日2つ目のG1ジョッキーとなった。

 スタートしてからのモーリスは常に中団の7番手で走り、残り250メートルから一気に加速。残り50メートルでトップに立ち2位に4分の3馬身つけてゴール板を通過した。これで安田記念、マイルチャンピオンシップとG1、3連勝、今年は無傷の6連勝で1年を終えた。

 ムーア騎手は「この馬は過小評価されている気がする。しかし、実はいい馬で、それを今日見せることができたと思う」と喜びを見せた。ダノンプラチナとフィエロの日本馬2頭はそれぞれ7着、9着だった。

 メーンレースの香港カップ(2000メートル)は武豊騎乗のエイシンヒカリがスタートから先頭を走り、常に先頭をキープ。最後の直線になっても脚色は衰えず後続馬の追走を許さず逃げ切りに成功した。2着にも日本馬で、この日乗りに乗っていたライアン・ムーアが手綱をさばいたヌーヴォレコルトがゴールした。

 武豊騎手は、2001年にステイゴールドで香港ヴァーズ勝利を飾った経験はあるが、香港カップは初制覇。海外G1がこれで18勝目となる。日本馬の香港カップ制覇は同じく2001年のアグネスデジタル以来14年ぶり。

 レースを終えた武豊騎手は「馬はとても良いコンディションで自信をもってレースに臨むことができた。馬はたまに気難しい気質を見せる時があるが、良いフォームだったので大きなチャンスがあると思っていた」とレースの前から勝利を狙っていたことを明かした。エイシンヒカリは初のG1制覇が香港カップというビッグタイトルで1着賞金1425万香港ドルを獲得した。

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