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ミュージカルの名作「ウエスト・サイド物語」、香港でも公演へ

香港でも公演が決まったウエスト・サイド物語

香港でも公演が決まったウエスト・サイド物語

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 ミュージカルの名作「ウエスト・サイド物語」が5月18日から、湾仔(Wan Chai)にある香港演芸学院(The Hong Kong for Performing Arts)の歌劇院(Lilic Theatre)で上演される。

迫力ある数々のパフォーマンスに期待

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 香港では、毎年2月中旬から1カ月間開催される香港芸術節(Hong Kong Art Festival)でミュージカルやオペラなどの著名作品が見られるほかは、コンスタントに作品を鑑賞できる機会が多くなかった。2004年にミュージカル「マンマ・ミーア」が香港でヒットしたことを皮切りに、香港の大企業がスポンサーについて、「オペラ座の怪人」「We Will Rock You」「Chicago」など有名作品が上演されたが、徐々に沈静化。その後、2014年の「マンマ・ミーア」再演をきっかけに、「オペラ座の怪人」「Wicked」などが上演され、近年ブーム再燃の兆しが見られる。

 「ウエスト・サイド物語」は、映画「追憶」の原作者としても知られているアーサー・ローレンツが脚本、レナード・バーンスタインが音楽を手掛けたブロードウェー・ミュージカル。1957年の初公演以来、何度も公演を重ね、ロンドンのウエストエンド、シドニー、東京など世界中で上演されている。日本では宝塚歌劇団や劇団四季などで公演が行われ、日本人の間でもおなじみの演目。ナタリー・ウッド、リチャード・ベイマーさんが主演、ロバート・ワイズとジェローム・ロビンスが監督を務めた映画版(1961年)も大ヒットを記録し、アカデミー作品賞、監督賞など10部門を受賞している。

 ストーリーは、プエルトリコ系アメリカ人が組織する「シャーク団」とポーランド系アメリカ人の「ジェット団」という2つの非行グループの対立と、互いのグループに属する男女の恋愛と悲劇を描く内容。移民の国、米国を表した作品でもある。

 開演時間は火曜~木曜=19時45分~、土曜=14時~、19時45分~、日曜=13時~、18時~。月曜休演。所要時間は約2時間45分。英語での上演で、中国語の字幕が付く。チケット料金は、VIP=995香港ドル、Aリザーブ=795香港ドル、Bリザーブ=595香港ドル、Cリザーブ=445ドル。大人2人と子ども2人の家族パッケージは、VIP=3,488香港ドル、Aリザーブ=2,688香港ドル、Bリザーブ=1,320香港ドル。「HK Ticketing」(TEL 31 288 288)または同社ウェブサイトのほか、各プレイガイドで取り扱う。6月4日まで。

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