香港・尖沙咀東部に位置するホテルアイコン(Hotel ICON)内ロビーラウンジ「GREEN」が8月28日、日本の三大茶産地の抹茶を使うアフタヌンティーメニュー「Japanese Matcha Essence Afternoon Tea」の提供を始めた。
ホテルアイコンは香港理工大学(PolyU)が所有・運営する「教学研究ホテル」。同大のホテル・観光管理学院(SHTM)の教育・研究施設としても機能し、学生が実際のホテル運営に参加することもある。香港の著名建築家・デザイナーがデザインを手がけていることや、環境配慮型のホテルとしても注目されている。
今回は宇治・静岡・鹿児島という日本三大茶産地の抹茶を用い、前菜からメイン、デザートに至るまで「茶の香り」を生かしたメニューとし、新料理長のドン・ウォン(Don Wong)シェフが率いるチームが、茶文化に焦点を当てた内容に仕上げた。
アフタヌーンティーは、まずウエルカムドリンクとしてアイス抹茶を提供。続く3品は抹茶とは直接関係がない前菜3種が続く。これらをセイボリーとしてスイーツの前に提供。前回のほうじ茶テーマのアフタヌーンティーのときのメニューも一部踏襲した。ユズでマリネしたトマト「柚子香番茄」、イベリコ豚の生ハムにイチジクとほうじ茶クリームを添えた「伊比利風乾火腿無花果及焙茶忌廉」はイベリコ豚の生ハムに無花果と焙じ茶クリームを合わせ、かば焼き風に仕上げたナスにかつお節を添えた「日式蒲燒茄子配鰹魚乾」などで「和」の雰囲気を出す。
メインのデザートは6種類のスイーツを2段に並べた。鹿児島産抹茶とユズを練り込んだマドレーヌ「鹿兒島豐緑抹茶柚子瑪徳蓮」は抹茶の味を濃く感じてもらえるように焼き上げた。静岡産抹茶を用いた「静岡奧緑抹茶麻●蛋●巻」には、抹茶を練り込んだスポンジの中にもちもちの「麻●」を忍ばせ、「食感の違いを楽しんでもらう」という。
パンナコッタにはほうじ茶を採用。ほうじ茶を練り込んだパンナコッタにミルクフォームを重ねた「焙茶●凍●泡」、口直しの役割として、南国果実を使ったゼリー状の「鳳梨龍眼果凍」も並べた白桃とウーロン茶の香りを合わせた軽やかなムース「白桃烏龍茶慕絲」も並べる。締めくくりには抹茶のチーズケーキ「宇治藪北抹茶巴斯克芝士蛋●」で「濃厚な抹茶の香りとクリーミーな食感」を用意した。
ほかにメインの料理を3点の中から1つ選ぶ。牛肉メニューにはほうじ茶を使う。ほうじ茶でじっくり煮込んだ牛ショートリブ「焙茶慢燉牛肋肉」を用意した。季節の鮮魚に宇治薮北抹茶とレモンソースを合わせ、●米(ハトムギ)を添えた「時令鮮魚配宇治藪北抹茶檸檬汁及●米」は白身の魚に抹茶の濃い緑のソースが際立つ。もう一つも抹茶ソースを使うもので、大ぶりのエビをのせた蕎麦冷麺に、宇治薮北抹茶を使った豆腐ソースをかけた「大蝦蕎麥冷麺配宇治藪北抹茶豆腐醤」を用意した。
宇治抹茶とほうじ茶のソフトクリームは食べ放題で提供する、スパークリングワインや抹茶ラテなどの追加オプションも用意した。料金は、月曜~金曜=388香港ドル(1人)、698香港ドル(2人)、土曜・日曜・祝日=448香港ドル(1人)、788香港ドル(2人)。アフタヌーンティーの提供時間は15時~17時30分。要予約。11日1日まで。
●=米へんに署、●=米へんに羔、●=女へんに乃、●=草かんむりに意。