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香港に新スタイルのバー&レストラン-くずし懐石からユニークメニューまで

前菜三種も本格

前菜三種も本格

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 香港・銅鑼湾の高架橋近く(shop B,G/F,Jet Foil Mansion,415-421Jaffe Road, Hong Kong Tel:2808-0292)に10月26日、バーでありがなら料理もしっかりと提供するレストラン「Hikari Bartaurant」がグランドオープンした。

各国のスタイルをミックスさせモダンに仕上げた店舗

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 店内は打ちっ放しのコンクリートの壁に、アディダスやナイキなどのデザインも手掛けるグラハム・ベッカー(Graham Becker)さんが描いた忍者などのグラフィックを施し、日本人デザイナーが手掛けたロゴがより引き立つ設計に。路面店でありながらも店内の照明は落として落ち着いた空間に仕上げ、カウンター9席、4人掛けテーブル4卓と壁側に沿って作られた座席スペース、個室を合わせて52席を設けた。

 バーでありながらも本格的な和食を味わってほしいと、オープン当初は無料で提供するおつまみは、ピーナツやチップスでなく、北海道産のサケの薫製を採用。前菜は甘エビの酒盗あえや、からすみ、日本産の銀杏(ぎんなん)などのセット(68香港ドル)のほか、一品料理として「京風の蓮根まんじゅう」(58香港ドル)など、本格懐石を提供してきたメンバーで和食本来の味を楽しめるものを用意する。

 一方で香港市場に合わせて、海鮮とクリームチーズの上にポッピングキャンディを載せ、ノリ1枚をかぶせた「忍者サラダ」(158香港ドル)も考案。明太子焼きおにぎりに、しそと桜エビを添えた「破天荒おにぎり」(58香港ドル)は繁体字メニューも「破天荒焼飯團」と表記することで、「破天荒とは何?」とスタッフと利用客の間に会話が生まれるような工夫も施したという。

 メニューは100種以上をそろえ、ドリンク類もビールやウイスキー、カクテル、酒、焼酎などあらゆる種類を用意する。日本酒はなるべく香港に出回っていない銘柄を選んだり、焼酎も「焼酎モヒート」として展開したりすることで、香港の人が試しやすい方法を考える。

 一日を通してオープンする同店。ランチは定食などを中心に、しょうが焼きや親子丼などを88香港ドル~用意し、14時30分~17時の間はランチと同ボリュームの同じく定食類を80香港ドルから提供し、時間帯が不規則な業種の人のニーズにも応える。ハッピーアワーも通例の「1杯頼めば同じものを1杯無料」だけでなく、「1杯頼めば3本の串焼きが無料」(ボトルビール=45香港ドル~、生ビール=58香港ドル~)や、「2合の酒を頼めば4本の串焼きが無料」(108香港ドル)などを用意するほか、自家製のチョコレートケーキやチーズケーキとコーヒーなどがセットになったティーセットメニュー(38香港ドル)も用意するなどして、あらゆる要望に応えることができる店を目指す。

 営業時間は12時~翌2時(金曜・土曜・祝日は翌3時まで)。ランチは12時~15時、ハッピーアワーは15時~17時30分、ディナーは15時~23時。23時以降はドリンクと串焼きのみ提供。

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