香港ディズニーランド・リゾート(HKDL)は5月初旬、映画「アナと雪の女王」の人気キャラクター「オラフ」が最新ロボット技術によって園内に登場する新企画を開始する。場所は昨年開業した「ワールド・オブ・フローズン」。ウォルト・ディズニー・イマジニアリングの研究開発チームが強化学習を応用した次世代ロボティクスを導入し、オラフを自律歩行型のフリー・ローミングキャラクターとして実現した。来園者はアレンデールの森で、オラフの特徴的な歩き方や好奇心旺盛なしぐさに触れながら、写真撮影や会話を楽しめる。
「ワールド・オブ・フローズン」は、映画の世界観を忠実に再現した香港ディズニーの最新エリアで、アレンデール城や氷の山々、港町の街並みまでが細部にわたり造り込まれている。アトラクション「Frozen Ever After」では、ボートに乗ってエルサの氷の宮殿を訪れる旅が楽しめ、プロジェクション技術と立体的なセットが融合した演出は、まるで映画の中に入り込んだような没入感を与える。さらに「Wandering Oaken’s Sliding Sleighs」では、スリルのあるそり滑りを体験でき、家族連れから若者まで幅広い世代に人気で、多くの日本人観光客にも人気のあるエリアだ。
今回のオラフ登場は、こうした既存のアトラクションに加え、エリア全体の魅力を一層高めるものとして企画した。オラフは来園者に突然現れ、軽快な足取りで歩き回りながら会話を交わす設計だという。従来の着ぐるみキャラクターとは異なり、表情や動作が自然に変化するため、「映画のキャラクターが現実世界に飛び出してきたかのような体験」を可能とした。初登場の日は公式に発表せず、突然登場をする「驚き」を来園者に伝えることにした。
エリア内のショップ「Tick Tock Toys & Collectibles」では、オラフの楽曲を奏でる新作オルゴールや夏向けコレクションを販売し、レストラン「Golden Crocus Inn」「Northern Delights」ではアレンデール風のスイーツも提供する。ホテル宿泊客向けには「フローズン・スイート」「サマー・スノーデイ」など、オラフをテーマにした客室演出も用意する。
20周年記念のフィナーレでは、限定ステージ「Disney Friends Live: Party at the Castle!」、過去最大規模のパレード「Friendtastic!」、夜間スペクタクル「Momentous: Party in the Night Sky」も予定する。「Happier Together」前売りチケットキャンペーンも展開し、2人以上で訪れると1日券が25%引になる。香港ディズニーは「20周年を最後の瞬間まで笑顔を分かち合い、祝祭を締めくくってほしい」と呼びかける。