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香港政府主導のフードトラック、2月2日から営業へ

香港政府主導のフードトラック、2月2日から営業へ

香港で旧正月明けにスタートする移動式の美食車

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 商務及経済発展局(Commerce and Economic Department)は旧正月直後の2月2日から「美食車(Food Truck)」が営業を開始することを明らかにした。美食の街香港だが、高額な家賃の影響で老舗でも閉店を余儀なくされる中、新しい取り組みで飲食業界が盛り上がることが期待されている。

フードトラックで提供するメニューのひとつ

 香港では飲食物を車で販売できるのは過去にライセンスが発行されているソフトクリームの「富豪雪●(Mobile Softee)」に限られてきた。この計画は曽俊華(John Tsang)前財政長官が2015-16年の予算案の時に観光の新しい刺激策として打ち出されたもので、商務及経済発展局が中心となって進めてきた背景がある。

 申請には、18歳以上の香港市民ならびに永久ビザ所有が必要で、独立した資本でなければならない。雇用を生み出すため、事業者は最低10人を雇う必要があるほか、政府から個別に要求された資料を提出しなければならない。コンセプト、メニュー、フードトラックの外観のデザイン、廃棄物の処理計画、料理人としての技術などが評価の対象。フードトラックでは酒、タバコなど、料理とは関係のない土産の販売は禁止されているほか、フードトラックに他社の広告を入れるのも厳禁とされ、綿密な事業計画が要求された。

 昨年3月31日には商務及経済発展局と旅遊事務署(Tourism Commission)がフードトラックについての受け付けを開始。5月30日の締め切りまでに192の応募があり、そこから52の候補者まで絞り込みを行い7月26日に「烹●挑戦賽(Cook-off Challenge)」という料理イベントを開催。豚の軟骨を使ったご飯を開発した「良基(Longbase)」、乾燥ホタテをスープに入れた「生活良方産品(Quality of Life Product)」、クリームが入ったパイナップルパンを提供する「天誠冰室(Tan Sing Cafe)」、豚をグリルしたハンバーガーの「樺得園(W. Burger)」など16のオペレーターを決定した。

 オペレーターは60万香港ドルのトラックテナント料を払うほか、料理に合わせた調理場を備えたトラックの製作や営業ライセンス取得費用などを含め、総額では約100万ドルが必要になるという。香港政府では30万香港ドルを上限にローンで支払えるようにするほか、サービス提供や営業方法についてのトレーニングを行う。

 8業者が2月2日から営業を開始し、2月末までには全て営業が始まる予定。ライセンスの有効期間は2年。

 トラックが停車する場所は湾仔(Wan Chai)の金紫荊広場(Bauhinia Square)、中環(Central)の海浜活動空間(Harbourfront Event Space)、海洋公園(Ocean Park)の外側、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)の梳士巴利公園(Salisbury Garden)と芸術広場(Art Square)、観塘(Kwun Tong)の起動九龍東(Energizing Kowloon East)、黄大仙(Wong Tai Sin)の黄大仙広場(Wong Tai Sin Square)、香港ディズニーランド外側の8カ所。どのトラックがどこで営業するかは抽選で決める。営業時間や場所は変更することも多いため、香港市民や観光客がフードトラックの所在と営業の有無をスマートフォンで追跡できるサービスも始める予定という。

雪●=米へんに羔、烹●=食へんに王

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