旧正月恒例のナイトパレード開催へ-日本から山形の花笠踊りも

日本からのエントリーは山形の「花笠踊り」

日本からのエントリーは山形の「花笠踊り」

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 毎年恒例の「キャセイパシフィック国際チャイニーズニューイヤー・ナイトパレード」は旧正月の元旦である 1月31日に開催され、色とりどりにライトアップした 13 台のフロート(山車)が尖沙咀の目抜き通りをパレードする。

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 香港でも人気の同イベントは今年で19回目。参加国は海外15カ国に及び、各国からマーチングバンド、チアリーダー、コスチュームを着たキャラクターなどのパフォーマーら合計34の団体が音楽と共に練り歩く。

 今年は日本から山形県の「花笠踊り」が披露される。花笠踊りは東北四大祭りの一つで毎年8月初旬に開催される「花笠祭り」の際、山形の県花である「紅花」が付いた花笠を手に持ち、花笠音頭に合わせて、約1万人が鮮やかな衣装を身にまとって山形市内をパレードするもの。今回は山形大学花笠サークルのメンバーらが参加する。同サークルは100人以上のメンバーで活動するが、今回は29人が来港予定。そのほか、フランスチームは竹馬を使い、韓国チームはテコンドーをテーマに、シンガポールチームは火を使い、パフォーマンスを披露する予定。

 19時から沿道ではストリートパフォーマンスが始まる。パレードのルートと先頭の通過予定時間は以下の通り。香港文化センター=20時15分 、廣東道(カントンロード)=20時30分 、海防道(ハイピンロード)=20時50分、彌敦道(ネイザンロード)=21時ごろ。その後、彌敦道から梳士巴利道(サリスベリーロード)を通りシェラトンホテル前で終了する。指定席エリアは2700席を用意しチケットを25日に販売したが、即日完売した。沿道からの見物は無料。

 山車は2月1日から16日まで、大埔(タイポー)の林村(ラムチュン)で無料展示する。林村許願樹(Lam Tsuen Wishing Tree)は南宋(1127年~1279年)時代から既にあったと言われる村で、2本の「祈祷樹」と天后廟を訪れる人々で特に旧正月中ににぎわう場所。山形大学花笠サークルは翌1日に同エリアで開催されるイベントにも15時から出演予定。ほかにも旧正月中のイベントとして、2月1日の20時からビクトリアハーバー越しに花火が打ち上げられる。

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