香港・銅鑼湾の人気日系ヘアサロン、中環に新店-60日以内再来店で割引も

新店はより香港ローカルの女性をターゲットに

新店はより香港ローカルの女性をターゲットに

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 日本のファッションやヘアスタイルに人気が集まる香港で、23年にわたり業界をけん引してきた日系ヘアサロン「ヘア・ドゥ」が、7月11日に中環のウェリントン街(63-67 Wellington Street, Central, HK.)に新店をグランドオープンした。

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 新店は従来の「ヘア・ドゥ」ではなく、「CHICCA(キッカ)」という新ブランド名で展開する。もともと「ヘア・ドゥ」は長年にわたり、銅鑼湾に複数店舗を展開するドミナント戦略を採用し、拡大してきたが、今回は銅鑼湾のランフォンロード店を閉めての移転オープンとなった。銅鑼湾の家賃高騰に加え、ブランド名も浸透した段階でよりローカルの人が楽しみやすい内容、場所にしていくためだという。

 850スクエアフィート(約80平方メートル)の店内には、16の施術台を備え、コンパクトではあるが箱型でまとまった空間を提供。日本人の美容師が約半数を占める。

 ヘア・ドゥグループとしては昨年11月に「ICHIRIN」の名前で、ヘアに加え、フェイシャルやネイルなどをワンストップサービスで提供するサロンをオープンしたが、「キッカ」ブランドでは同じ中環でヘアサロンに集中し、セットメニューを中心に展開。「ヘアサロンによく見られる曖昧な料金と時間設定」を排除したという。「おしゃれを気軽に楽しみたい」という利用者が定期的に来られる場所にするために、従来のカット、カラー、パーマといったメニューごとの料金設定だけでなく、60日以内の再来店であれば何回でも、通常の1,580香港ドルのカット、カラー、トリートメントのメニューが880香港ドルになるというメニューなどを用意。また忙しい人のために90分以内で仕上げることを目指す。

 最初は「これまでのお客さまが別の場所に移転してもついてきていただけるか心配だった」という店長の野崎慎二さん。一方で不安とは裏腹に「実は移転して、中環に行ける方がうれしい」という声も多く、この地の再スタートに自信を見せる。

 営業時間は11時~19時30分(金曜日は12時~20時30分)。

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