香港で「サテ牛肉麺バーガー」話題に-インスタント麺と牛肉炒めを「具」に

バーガーは全てオーダーが入ってから調理

バーガーは全てオーダーが入ってから調理

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 庶民食堂「茶餐廳」のオーソドックスな朝食メニューであり、たまごとサテソースで炒めた牛肉をインスタントラーメンに載せて食べる「サテ牛肉麺」を、そのままバーガーにしたものが、ネット上で話題になっている。

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 パスタからデザートまで提供するカフェレストラン「The Green Lounge」(G/F, Xiu Ping Comm Building, 104 Jervois Street, Sheung Wan )は、上環乾物屋街の裏側に位置し、気付かないと通りすぎてしまいそうな佇(たたず)まい。ゆっくりとコーヒーを飲みながら本を読む常連客は多いが、店としては経営不振で困っていました」と若きオーナーのジョーさんは語る。

 そんな中、ジョーさんが考え出したのが「サテ牛肉麺バーガー」(45香港ドル)。インスタントラーメンを「さらっと」ゆでて水を切り、自家製のサテソースで牛肉を炒め、その上に半熟たまごを載せ、それらをパンで挟んで完成。あまりにも意外な組み合わせのためか、発売して間もなくネット上で話題になり、「バンズとインスタントラーメンの組み合わせなんてありえない」「おいしくなさそう」など、散々酷評されていたという。「ひどい目に遭ったが、 バーガーの味に自信を持っているから試食会を行い、ようやく汚名返上ができた」とジョーさんは話す。

 現在、毎月約300個以上売れる「サテ牛肉麺バーガー」はもはや店の看板メニュー。男性客はもちろん、2人でシェアする女性客も少なくないという。「週末には行列ができるほど。バーガーも見かけによらずですね」とジョーさんは顔をほころばせる。

 営業時間は7時30分~18時。日曜定休。バーガーは12時前か14時以降のみ提供。

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