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「世界の山ちゃん」初めて世界へ-香港に海外1号店

香港に登場した世界の山ちゃんの幻の手羽先

香港に登場した世界の山ちゃんの幻の手羽先

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 名古屋名物手羽先で知られる「世界の山ちゃん」を運営するエスワイフード(名古屋市中区新栄)は4月14日、尖沙咀の漆咸道南と金馬倫道が交差する(B/F, Cameron Centre,57-59 Chatham Road South,T.S.T, Kowloon, Hong Kong TEL: 2723-9038)に「世界の山ちゃん尖沙咀店」をグランドオープンする。

グランドオープン前々日、店頭で記念撮影

 路面沿いに入り口があり、「世界の山ちゃん」のキャラクターが描かれた大きな看板が掲げられている同店。店舗は地下フロアにあり、席数は93席で、4人掛けのテーブルを中心にグループで利用しやすく仕上げた。

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 看板メニュー「夢幻鶏翼(幻の手羽先)」(48香港ドル)をはじめ、「味噌猪肉串(みそ串カツ)」(48香港ドル)、「山醤炸蝦(山ちゃん風えびふりゃ~)」(58香港ドル)などの日本同様のメニューを基本とし、香港市場を意識して、刺し身、すしを充実させた。名古屋で親しまれる「味噌烏冬鍋(みそ煮込みうどん)」(88香港ドル)や「豚肉鐵板焼(豚豚焼き)」(108香港ドル)などのメニューも追加。約80種類のフードメニュー、ドリンクもビールをはじめ、ホッピー、サワー、ソフトドリンクなど約130種類を用意。価格は、日本より「やや割高」での提供になるという。

 オープンに際し来港した創業者山本重雄会長は「もともと海外出店の思考はなかった」と話す。31年前に4坪13席でスタートし、現在国内で70店舗を展開する同店は一部のれん分けの店を除いて基本的には直営。海外で同じ味、同じ価格で提供することは難しいため、積極的に海外に出たいという気持ちが起こらなかったが、昨年10月、香港に来てみて考え方が変わったという。ここ3~4年、国内出店が難しくなってきたと感じる中、「山ちゃんを守るために、人が多く活気のある香港で出店しよう」という気持ちになったと出店経緯を明かす。

 具体的な準備期間は約1.5カ月のスピード出店だった今回。「名古屋の3倍、東京の2~2.5倍とも感じた不動産賃料を無駄にする訳にはいかない」と、もともとあったラーメン店を居抜きで受け継ぐ形で、一部従業員も継続し、売り手市場で従業員確保が困難な香港でのスタート体制を固めた。

 香港での出店計画については、「まず着実に1店舗目を成功させる」としたうえで、「状況が良ければ複数店も可能性がある」とし、まず1店舗で月間約1,000万円の売り上げを目指す。他の海外出店についても「スタッフの中にアメリカに行きたいという人がいるので、社員の中からそういう人が出てくれば可能性はある」と社員重視な姿勢を見せる。

 営業時間は17時~翌0時15分。