香港にしょうゆ豚骨の横浜家系ラーメン-銅鑼湾に「松壱家」

濃厚にして臭みのない豚骨スープが特徴のラーメン。写真は「特松醤油豚骨拉麺」

濃厚にして臭みのない豚骨スープが特徴のラーメン。写真は「特松醤油豚骨拉麺」

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 日本のラーメン店の出店が相次ぐ香港で11月13日、横浜家系ラーメン「松壱屋」が銅鑼湾の南側ハッピーバレーにもほど近いエリア(G/F, 4 Sun Wui Road, Causeway Bay)にオープンした。

日本のラーメン屋を思わせる雰囲気に仕上げた外観

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 松壱屋を運営するMGホールディングス社が海外に店舗を構えるのは初めて。神奈川・藤沢で1998年に創業した同社は現在、直営店舗と同社が運営をサポートする加盟店を合わせ、神奈川を中心とした国内にラーメン店60店舗を展開する。

 オープンに先立ち来港した松野克成社長は、自身が19歳のころ、店で寝泊まりしながらスープの味を作り上げ、週1度の休みは他の店に頼み込んで修業をさせてもらうなどした過去を振り返り、香港メディアに驚かれながら「松壱屋のこだわりはスープであり、スープは生き物、鮮度が命である」と強調した。新鮮な豚骨と食材を使うことで臭みのないマイルドで濃厚なスープができるという。

 食材などは全て日本から輸入し、価格は日本より2~3割高い価格設定とした。看板商品の「醤油豚骨ラーメン」=80香港ドル、トッピングが山盛りの「特松ラーメン」=120香港ドル~。しょうゆ豚骨を中心に、塩豚骨やみそ豚骨もメニューに並べる。

 海外店のオープンに向けては3年の調査期間を経たが、具体的な香港でのオープン準備は約3カ月。もともとラーメン店としてのライセンスを取得済みの場所だったことが、オープンまでスムーズに運んだ要因だったという。今回の投資金額は約2,000万円。銅鑼湾という香港でも最も物価の高いエリアの一角にオープンしたこともあり、「賃料が日本の約3倍だということを除いては、ほぼ日本と同水準のコストだった」と松野社長。

 ラーメン店がオープンラッシュの香港では、店舗管理者の交代・帰国によるクオリティー低下の問題がしばしば見られる。こうした中、同店は「日本のエース」にビザを取得させ、今後の多店舗展開を管理していくという運営体制を固めた。1日の来店者数目標は500杯、約8カ月での回収を目指す。来年はさらに2店舗をオープンする予定で、香港内で計20店舗を計画しているという。

 営業時間は11時~24時。オープンを記念し、15日までの3日間は通常80香港ドルの「醤油豚骨ラーメン」を40香港ドルで提供する。

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