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「覇王山荘」姉妹店、新作メニュー提供開始-健康志向も反映

看板メニュ-に掲げる「北京ダック」

看板メニュ-に掲げる「北京ダック」

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 尖沙咀の「覇王山荘(King’s Lodge)」の姉妹店で、1月に中環に開店した「覇王風味(King’s Taste)」(1/F, Jade Centre, 98 Wellington Street, Central TEL 2652-6600)が4月、新作メニューの提供を始めた。経営は「集德創建」。

落ち着いた配色でスタイリッシュに仕上げた店内

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 覇王山荘は旅行者にも人気で、海鮮や焼味と呼ばれる各種肉のローストなどをリーズナブルに提供することで知られるが、中環の同店では北京料理をメーンに四川、広東、杭州などの料理を提供する。

 中環のエスカレーター沿いにあり、席数は50席でコンパクトに仕上げた。個室はないものの、ブース型で柱の配置などでプライベート感を感じさせる造りにし、ダークブラウンを基調としたモダンなインテリアで統一感を出す。同店の名物料理「招牌北京●鴨(北京ダック)」(438香港ドル/1羽)を焼く焼き釜はドイツから輸入した。

 今回追加した新作メニューは「御膳三鮮石榴包(海鮮と野菜の卵白茶巾)」(98香港ドル)と「家郷手撕包菜(手裂きレタスのガーリック炒め)」(78香港ドル)、「雪●高力(アイスフリッター)」(55香港ドル)の3品。「手裂きレタスのガーリックソース炒め」は、健康志向の顧客も多い現在のニーズに合わせて追加したという。

 「視察のため、シェフと一緒に四川や重慶を回り、毎日唐辛子ばかりだった」と笑う広報担当のリリーさん。「辛味があっても奥深いうま味で、辛さ苦手の方でも食べられる」と薦めるのが「成都麻香水煮桂魚(マンダリンフィッシュの辛味ソース)」(228香港ドル)。「辛味ソースをご飯に合わせるとおいしい」という。「おすすめ」の「北京ダック」は、肉質や脂肪とのバランスなどを「考え抜いた」約2.7キロサイズのダック。焼きたてにこだわり丸ごと1羽を焼くため、半羽オーダーはできない。付け合わせにパイナップルやメロンを提供するのも新しいアイデアだ。

 ランチ時は、弁当形式のランチセット5種(128~168香港ドル)も用意するほか、アラカルトや点心のオーダーも可能。点心は夜でもオーダーできる。

 営業時間は11時30分~24時。

 北京●鴨=●は火へんに考、雪●高力=●は米へんに羔。

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