香港・湾仔パブ通りの近くに四川料理店-四川出身のオーナーが開く

かりんとうに似た四川のお菓子「麻花」、鶏肉、そして唐辛子と一緒に炒めた「覇王辣子鶏」(128香港ドル)

かりんとうに似た四川のお菓子「麻花」、鶏肉、そして唐辛子と一緒に炒めた「覇王辣子鶏」(128香港ドル)

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 四川料理専門店「天府人家」が6月3日、湾仔ルーアドロード(3/F One Capital Place, 18Luard Road, Wanchai)にオープンした。

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 パブ通りとして知られ、多くの外国人が集まるこのかいわいには、トルコ料理やタイ料理、アイルランド料理など各国の料理店が点在している。外国の食文化が浸透している同エリアに、四川専門店「天府人家」がオープンした。

 四川出身のオーナーが経営する同店は、本場そのままの味を提供。「辛いものを好む四川の人でも満足できる内容」と広報担当者。四川から届くさまざまな唐辛子を料理別に使い、「麻辣」「椒麻」「咸鮮」など味によって7つの種類に分けている。

 「麻辣類」の代表格である「水煮牛肉」(208香港ドル)は、オーストラリア産和牛のすね肉を、四川産の最高級唐辛子である「二荊條」や「青花椒」「紅花椒」といった種類の唐辛子をふんだんに使い、ラー油で煮込んだメニュー。火を通すと赤みがなくなる唐辛子「米椒」の入った「天府飄香魚」(338香港ドル)は、ケツギョ(桂魚)にさっと火を通し、油に浸したまま煮て仕上げるもの。肉質が柔らかく、唐辛子の味がしっかりと味わえるのが特徴。

 辛いもの以外にも、さっぱりとした料理も提供する。中でも「開水白菜」(128香港ドル/1人前)は、鶏や中華ハム、豚足などを6時間煮込みながらスープが透明になるまで油とあくをまめに取り、花のように切った白菜を透き通ったスープに浮かべる。

 営業時間は11時30分~24時。

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