香港の街を写真で捉える-「キヤノンフォトマラソン」開催

赤いTシャツを着た参加者は香港の至るところでカメラを傾けた

赤いTシャツを着た参加者は香港の至るところでカメラを傾けた

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 発表されたテーマに基づいて3枚の写真を撮影し、香港内を11時間にわたり駆け巡る「キヤノンフォトマラソン2013香港」が10月6日、香港コンベンション&エキシビションセンターを中心として繰り広げられた。

朝8時30分に集まり、11時間の長時間イベントに参加した1500人

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 キヤノンが主催する同イベントはシンガポールをはじめ、台湾、フィリピン、マレーシアなどアジアの10の国と地域で繰り広げられてきたが、香港での開催は5回目。3800人の応募者の中から抽選で選ばれた1500人が参加した。9時、11時、13時に発表されるお題を踏まえ、各テーマに関する写真を2時間以内で撮影し会場に戻ることがルール。撮影した写真の中から1枚を提出し、テーマごとに各自が3枚提出をした後、19時に各カテゴリーの入賞者が発表となる仕組みだ。今年は初めて学生部門も新設した。

 発表されたテーマは「光・影・動」「点・線・面」「山・海・空」。近くのビルに映し出された光を撮影する人あり、ほくろがついた手のひらを撮影する人あり、今年も個性豊かな作品が集まった。会場には参加者が香港のどの地域まで移動しているかを示すモニターも用意。約半数が会場の灣仔を中心に中環から尖沙咀辺りの中心部で撮影した一方、2割を超える人が香港から20キロ圏外まで足を延ばし、一部は香港国際空港方面や大澳、北は国境線近くまで出掛けた人もいた。

 参加者の一人、蔡嘉駒さんは「今年は3回目の参加。天気が非常に良かったが、写真を撮っているときの方が、空気が汚れていると感じた」と、ファインダー越しに感じた香港についてコメント。

 金賞受賞者3人の中から大賞に選ばれた陸明毅さんは、来年秋に台北で行われる大会への出場権も獲得した。

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