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香港のレストランで「北海道LOVES沖縄」 北海道と沖縄のコラボ企画

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 香港東区のオフィス街太古坊(Taikoo Place)の高層ビル群からほど近い●魚涌(クオリーベイ)海光街(Shop 1A, G/F, Hon Way Mansion, 11 Hoi Kwong St, Quarry Bay、TEL 2907-4588)にある北海道テーマカフェレストラン「asiri(アシリ)CAFE」で現在、「北海道 LOVES 沖縄」が開催されている。

「せんべろ」をアレンジした「100 Chill」も展開

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 オーナーは愛知県出身の加藤茂伸さん。店名の「アシリ」はアイヌ語で「新しい」を意味する。加藤さんは北海道好きが高じて、約3カ月かけて全179市町村北海道をドライブ一周旅行した経験があり、最終的に「北海道」をテーマにしたレストランを2017年にオープンした。

 もともと同店の看板メニューとして野菜や鶏肉、豚肉などのスープカレーメニューを用意しているが、今回は北海道の名物料理であるスープカレーと沖縄の名物料理であるラフテーを融合させた「沖縄ラフテースープカレー」(138香港ドル)をメインに用意した。

 沖縄で人気のスタイルで、お酒数杯とおつまみのセットとして広がっている酒文化「せんべろ」をアレンジした「100 Chill」も展開。平日16時30分~20時、セットメニューを100香港ドルで提供する。シークヮーサーサワーとサッポロビールなどドリンク2杯に沖縄イカ天ぷらとザンギの串をセットにした。イカの天ぷらは「フリット」のような感じで、ザンギは鶏の唐揚げの北海道での呼び方。揚げる前に鶏肉をタレに漬け込むため、一般的な唐揚げより味が濃い。梅酒飲み比べセット(108香港ドル)も用意し、北海道・鍛高譚梅酒、沖縄黒糖焼酎梅酒、日本産梅の実入り梅酒の3種類の梅酒飲み比べできる。沖縄ならではのシークヮーサー(68香港ドル)も用意した。

 一品料理には「沖縄の天ぷら盛り合わせ」(138香港ドル)を用意。沖縄の天ぷらは衣に厚みがあり、衣自体に塩味などの味が付いており、さらにそれをウスターソースで食べる「濃厚な味わい」が特徴。食感は通常の天ぷらより「しっとりしている感じ」だという。

 デザートも2道県を合わせたメニューを開発した。北海道牛乳抹茶アイスと沖縄黒糖アイスが合わさった特製パフェは14時~15時、16時30分以降に提供。沖縄紅芋、北海道小豆などのスイーツをのせた和風パフェなどもある。

 沖縄県香港事務所の新垣寿所長は「香港で人気の観光地である最北端と最南端の北海道と沖縄の魅力を香港で同時に味わえる機会を楽しんでほしい」と呼びかける。

 営業時間は、ランチ=11時45分~15時、ディナー=16時30分~21時30分。日曜定休。5月31日まで。

 ●=魚へんに則

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