天気予報

24

15

みん経トピックス

香港の歴史的建築劇場に議論香港の灣仔駅に新出口

香港経済新聞が選ぶ2017年・香港十大ニュース

香港経済新聞が選ぶ2017年・香港十大ニュース

香港経済新聞が選んだ十大ニュース

写真を拡大 地図を拡大

 香港経済新聞編集部が12月31日、2017年の十大ニュースを発表した。

 今年が香港の中国返還20周年という節目の年、行政長官選挙で下馬評通り林鄭月娥(Carrie Lam)前政務長官が当選したことが挙げられる。最低気温が香港観測史上3番目の寒さを記録した昨年に続き、2017年は5年ぶりに台風でシグナル10が発令されるなど2年続けて異常気象が香港を襲った。

 1. 行政長官選挙、ナンバー2の林鄭月娥前政務長官が当選(3月26日)

 3月26日、香港のトップを決める行政長官選挙が行われ、林鄭月娥前政務長官が1194人の選挙委員の投票で行われ777票を獲得して当選した。当初は普通選挙で行われる予定だった選挙だが、雨傘運動などの影響もあり従来通りの投票方法で行われた。林鄭月娥行政長官は民意と中央政府の板挟みという難しいかじ取りが求められている。

 2. 返還20周年で習近平主席が初来港(6月29日~7月1日)

 習近平国家主席が2013年の就任以来、初めて香港を訪れた。これは香港の中国返還20周年に合わせてのもの。記念式典で習主席は「中央の権力と香港基本法に挑戦する行動は越えてはならない線」と、独立の動きに対して厳しい姿勢で取り組むと表明した。

 3. 香港台風直撃で、5年ぶりのシグナル10発令(8月24日)

 日本の気象庁に当たる香港天文台(Hong Kong Observatory)は8月23日、大型台風「天鴿」(Hato、日本では台風13号)で2012年以来5年ぶりのシグナル10を発令した。香港では1人が死亡、84人が負傷し、台風による被害総額は最大で80億香港ドルに上ると見られている。隣のマカオでは死亡者10人、200人が受傷と香港以上の甚大な被害となった。

 4. 高等法院、立法会議員4人の議員資格はく奪。補選へ(7月14日)

 高等法院は7月14日、梁国雄、羅冠聡、劉小麗、姚松炎の4人の民主派議員の議員資格をはく奪するというという判断を下した。立法会での就任宣誓の場において、法定通りに宣誓文を読まなかったため。同法院は昨年11月に游蕙禎と梁頌恒についての議員資格を取り消しており、合計6人が議員資格を失った。補欠選挙は2018年3月11日に行われる予定。

 5. 恒生指数、2007年以来最高の30003.49点を記録(11月22日)

 香港証券取引所(HKEx)で取引される株価指数、恒生指数(HKHSI)で11月22日、前日比0.62%上昇し3万.49ポイントで取引を終えた。3万ポイントを超えたのは2007年11月2日以来約10年ぶり。出来高も1,574億香港ドルと13営業日連続1,000億香港ドルを超えるというものだった。史上最高は2007年10月30日の史上最高の3万1958.41ポイント。

 6. 雨傘運動を主導した3人が有罪(8月17日)

 香港高等法院は8月17日、2014年の民主化要求デモ「雨傘運動」で活躍した学生リーダーだった黄之鋒(Joshua Wong)、周永康(Alex Chow)、羅冠聰(Nathan Law)の3人に非合法集会に参加した罪などで禁錮6カ月から8カ月の実刑判決を言い渡した。3人はすぐ収監されたが、最高裁に当たる終審法院は10月24日、黄之鋒と羅冠聰について上訴中の保釈を認めるという判断を下した。周永康は保釈申請をしていない。

 7. MTRで遅延、放火、脱線とアクシデント続く

 2月10日19時15分ごろ、MTR?湾線(Tsuen Wan Line)の車内で、60歳の乗客の一人が火を放ち当人は死亡、18人がけがを負う事件が発生した。事件は金鐘駅(Admiralty)を出発した列車が、●湾駅方面に向かっている際、乗客は突然叫びながら可燃性の液体をばらまき火をつけた。列車は次の駅の尖沙咀(Tsim Sha Tsui)駅で停車。すぐにドアを開けた。火と煙が充満し近くにいた乗客はやけど、煙を吸ったりし病院に運ばれた。ほかにも8月5日には観塘線(Kwan Tong Line)で信号機故障により過去最悪の10時間の遅延を含め、遅延が続出したほか、10月26日には運行終了後の回送列車が脱線するなどアクシデントが続いた。

 8. HKエクスプレス、国慶節前の大量欠航でCEOが辞職

 中国本土の航空大手、海航集団(HNAグループ)傘下で、香港唯一の格安航空会社(LCC)である香港エクスプレスは9月29日、10月1日から8日の香港と名古屋、大阪、ソウルを結ぶ3路線計18便を、緊急時に搭乗するバックアップ人員が不足しているとして突如欠航すると発表。さらに10月3日と4日にも羽田、張家界(湖南省)、ダナンの5便も追加で取り消した。これに伴い、HNAは同じ傘下の香港航空の鍾国頌副会長が最高経営責任者(CEO)に就くと発表。アンドリュー・コーエンCEOは解任されたと見られている。

 9. ミニバス、定員が16人乗りから最大19人へ(6月28日)

 立法会では6月28日、緑色のミニバスについて定員を16人から19人まで増やすことを認める法案について賛成多数で通過した。これにより19人乗りの場合は全長が最低7メートルに定められた。8月9日から20Cなどの路線から運行を開始した。ミニバスはそれぞれミニバスを運行している会社があるため状況次第だが、現在はトヨタのCoasterが車両の大半占めているが、三菱、中国の厦門の金龍客車なども市場に参入する可能性がある。

 10. 全人代、国歌法を香港にも適用することを決定(10月4日)

 中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会は10月4日、中国で10月から施行されている国歌法について、香港の憲法に当たる基本法の付属文書に国歌法を盛り込むことを決定した。香港は一国二制度の下、中国の法律は施行されないが、付属文書に明記された法律は例外的に適用されることになっている。香港ではサッカーなどの試合で中国国歌が流されるとブーイングが起こっていた。

●湾=草かんむりに全

グローバルフォトニュース