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マツモトキヨシ、香港島進出へ デジタル体験型店舗、商品提案にAI診断も導入

店内でも「TOKYO」を各エリアに散りばめた。香港のみ店頭発売する商品も

店内でも「TOKYO」を各エリアに散りばめた。香港のみ店頭発売する商品も

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 香港でも多店舗展開を進める「マツモトキヨシ」は10月21日、銅鑼湾に旗艦店(G03-04,F02-06, Hang Lung Centre , 2-20 Paterson Street, Causeway Bay)をオープンする。

デジタルを駆使した商品の提案も

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 同店は2階建てで、8500平方フィートの広さに1万点以上の商品をそろえる。従来の定番商品に加え、「TOKYO CHAOS」をコンセプトに、カラフルな外観、多彩な品ぞろえを実現。香港で4店舗目、海外店舗としては最大規模となり、これまでにオープンした3店舗は香港人の生活導線にある郊外型店舗だったが、今回は初めての香港島、そして繁華街への路面店としての出店を果たす。

 トレンドを集めたブランド専用ゾーン「TOKYO STREET」が初めて登場し、色彩豊かな空間で「日本を発見することができる」ような売り場に仕上げた。ロート製薬が通販のみで展開するスキンケアブランド「SKIO」を店頭で販売したり、ReFa(リファ)の美顔器などを扱ったりする。

 同エリアに没入型アートデジタルガーデン「NAKED FLOWERS FOR YOU BLOOMING GARDEN」を初めて導入。機械にQRコードをかざすと、画面が動き出しAIで顔を診断。チャートで「Stylish」「Natural」など、その人に合ったタイプを示し、商品提案まで行う。

 もう一方に広がるグランドフロアには「表TOKYO」と「裏TOKYO」と呼ぶゾーンニングを施し、表にははやりの商品を、裏にはガンダム関連商品のコーナーを設けるほか、「東京ばなな」「神戸フランツ」などの菓子類も並べる。

 同じグランドフロアに香港で人気のプライベートブランド商品をまとめたコーナーも設置。特に香港で販売が伸びているのは錠剤のビタミン製剤「WHITE EX II」で、ほかにもハイドロコロイドパッドに加え、麦茶などの食品も想定以上の売り上げを記録するなど、平均的に売り上げは伸びているという。

 ほかにも1階に設けた「KATE-TOKYO TWO FACES」コーナーでもAI診断を導入。客の顔や服装を診断することで、原宿や六本木、吉祥寺、下北沢、池袋、浅草など16の都市からその人に合った昼メークと夜メークの都市を導き出すという。それぞれの東京のランドマークを背景に日本のメークに作り変え、写真を撮ってSNSにアップロードすることができるようにした。

 1階には初のサプリメントバーも設置。調剤コーナー同様、薬剤師を常駐させ、対面で症状を聞いてサプリメントも提案する。これまでにオープンした3店舗でもサプリメントや健康食品の需要も高く、プライベート商品含めて商品を充実させた。

 日用品、生活雑貨のコーナーも特徴。ドライヤーやヘアアイロン、美顔器など、日本では家電量販店が主に扱う商品も並べる。ドライヤーと並べて、シャンプーやトリートメントを、美顔器と並べて化粧水や美容液を並べるなど、独自の売り場展開を図る。歯ブラシも数多くの種類を用意し、電動歯ブラシなども横に並べ、香港人が比較選択しながら買い物ができるようにした。入浴剤など、一般的に入浴習慣が少ない香港でも販売実績は悪くないという。

 「香港はもともとコロナ禍だからではなく、香港の皆さんに定着し日々の買い物として利用してほしい」と林保範董事長。香港では現地の薬事法の関係で香港人に人気のある一般的なかぜ薬などは販売することができないが、日本で購入して香港に持ち帰ることはできる。インバウンド再開を背景にも「日本で買ってもらうものがあっても、香港で買うものがあっても両方で利用していただければ」と話す。日本と香港を共通のポイントカードを併用できないかなどシステム面の研究も重ねているという。

 営業時間は11時~22時。(金曜・土曜~23時)。薬剤師は11時~20時に常駐。

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