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香港に韓国の高級チーズケーキ店初上陸 啓徳に半年の期間限定店

定番のゴールデンチーズケーキ

定番のゴールデンチーズケーキ

 韓国の高級チーズケーキブランド「Golden Cheese(ゴールデンチーズ)」が9月24日、啓徳の大型複合モール「AIRSIDE」 (Shop 227B, 2nd Floor, AIRSIDE, Kai Tak, Kowloon, Hong Kong) のオフィスロビー正面に初上陸した。

ポップアップ店舗の様子

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 同店は、海外初の公式ポップアップストアとなり、半年の期間限定店として展開する。ソウル・汝矣(ヨイド)島に2021年開業した韓国最規模の百貨店「現代百貨店(ヒョンデ・ペックァジョム)」では、行列ができることで知られる人気の同ブランドが、香港を海外進出の第一歩に選んだ。

 Golden Cheeseは、姉妹ブランド「Golden Piece」と共に韓国で急速にファンを獲得してきた。特に明洞ロッテ百貨では「行列王」と呼ばれるほどの人気を誇り、韓国芸能人も愛用するブランドとして知られ、韓国土産の新定番となっている。Golden Pieceは、韓国伝統菓子を現代風にアップデートした「薬菓(ヤックァ)専門店」だが、薬菓とは、そもそも韓国の伝統菓子で、小麦粉にごま油・蜂蜜・砂糖・水飴・焼酎などを混ぜて生地を作り、低温の油で揚げた後に蜂蜜やシロップに浸して仕上げる甘い揚げ菓子を意味する。韓国では祝い事や供物、日常のおやつとして親しまれ、近年は若い世代の「レトロスイーツ」ブームで再び人気が高まった。

 Golden Cheeseは、韓国伝統の食材を取り入れた独創的なチーズケーキで知られる。艾草(ヨモギ)や紅豆(あずき)などの素材を組み合わせ、濃厚なチーズの風味に東洋的なニュアンスを加えることで、他にはない味わいを生み出す。さらに、同ブランドの代名詞ともいえるバーナーで焼く「キャラメリゼサービス」は、砂糖を振りかけたケーキ表面を高温のカラメルアイロンで炙(あぶ)り、黄金色のキャラメリゼを目の前で仕上げるという演出。火花と香ばしい香りが広がる瞬間で「臨場感」を提供し、韓国のSNSでも「必ず動画に収めたい体験」として話題をさらってきた。香港のポップアップストアでも、この「キャラメリゼ」を再現する。

 店舗デザインはブランドカラーの「エルメスオレンジ」を基調に、韓国伝統の插画を取り入れ、巨大なチーズホイールや炙り専用カウンターを設置。さらに、ブランドのアイコンであるウサギを随所にあしらい、ケーキはオレンジ色のギフトボックスに収める。専用のウサギ型ケーキナイフや保温バッグも付属し、贈答用としても高級感を演出する。

 提供するチーズケーキは3種類。定番の「黄金芝士(Golden Cheesecake Classic)」(228香港ドル)は、濃厚で滑らかなチーズケーキにキャラメリゼを施し、「クレームブリュレのような食感を楽しめる」という。「黄金紅豆芝士蛋●(Golden Red Bean Cheesecake)」(238香港ドル)は、粒感のある小豆餡(あん)を加え、甘さを控えめにし、独特の食感を紡ぎ出した。「黄金艾草紅豆芝士蛋●(Golden Mugwort Red Bean Cheesecake)」(238香港ドル)は、ヨモギの爽やかな香りと紅豆の甘みをチーズの濃厚さと重なり合わせ、「奥行きのある味わいを提供する」という。いずれも韓国から直送し、毎日限定100箱のみの販売となる。

 食べ方にも儀式性がある。まずスプーンでキャラメリゼの表面を軽くたたき割り、温かい糖衣と冷たいチーズケーキを一緒に味わうことを勧める。「外は香ばしく、中はアイスクリームのように滑らかで、小豆やヨモギが加わることでさらに複雑な層が広がる」という。

 営業時間は11時30分〜20時30分。

 ●=米へんに羔