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香港でタイの「ソンクラーン」祝う パレードや水を掛け合うパーティーなど6日間開催へ

香港でも賑わいをみせるタイの「ソンクラーン」

香港でも賑わいをみせるタイの「ソンクラーン」

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 タイの旧正月「ソンクラーン(中文は溌水節、アルファベットはSongkran)」を祝うイベントが4月12日から、茘枝角(Lai Chi Kok)のD2 Place OneとTwo(D2 Place One=9 Cheung Yee Street, Lai Chi Kok, D2 Place Two=15 Cheung Shun Street, Lai Chi Kok Tel: 3620 3098)で行われる。

パレードも行われる

 香港とタイの関係は、特に香港とバンコクとを結ぶ路線が年間1万4556便で路線の順位でも世界11位にランクインするなど往来する人が多い。香港内も九龍城(Kowloon City)はタイ人が多く住むエリアとして知られ、衙前圍道(Nga Tsin Wai Road)周辺はタイ料理の激戦地として人気がある。ここにタイ人が多く住んだ理由はタイ華僑が関係している。タイ華僑のうち潮州にルーツを持つ人が約6割を占めるといわれ、彼らが中国に戻ることを考えた際、昔からイギリス統治下でありながら経済都市として発展してきた香港を選ぶ傾向にあった。あの「九龍寨城(Kowloon Walled City)」の隣であったため家賃が抑えられていたという背景もあり、九龍城には潮州人が多く住んでいた。

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 中環(Central)には盤谷銀行(Bangkok Bank)のビルがあり、香港進出も1954年からと歴史が長い。バンコク銀行はソーポンパニット(漢字では「陳」となる)一族が経営しているが、1950年代に陳弼臣という人物が香港に政治亡命をせざる得なくなり、そうした経緯からバンコク銀行の海外拠点を作った。孫の陳智思(Barnard Chan)さんは林鄭月娥(Carrie Lam)行政長官が選挙に出たときの選対本部長を務めるなど香港の政財界に強い影響力を持つ。ちなみに陳智思さんはタイの名前もあり「チャーンワット・ソーポンパニット」という。このようにタイと香港には深いつながりがある。

 ソンクラーンは元々、タイの神話に由来するといわれ、現在は毎年4月13日~ら15日に行われる。日本の正月と同じように帰郷したり、仏像や仏塔に水を掛けてお清めをしたり、水の掛け合いをしたりする風習がある。香港でこのイベントは2015年に始まり、年々人気が拡大し、今年はこれまでの3日間から2倍の6日間に期間が延長された。

 期間中、タイの僧侶による伝統的な儀式が行われるほか、4月14日の12時~13時30分、長義街(Cheung Yee Street)で、タイのダンスクラブやタイのトップモデルらが参加するパレードが通りににぎわいをもたらす。4月15日14時30分~17時30分はパレードと同じ長義街で水鉄砲を使って相手に水を掛け合うパーティーが行われる。

 併せて、「溌水節市集●泰國美食展」も開催。タイ料理、ドリンク類、生活百貨品などタイ料理を食べたり、食材を買ったり、タイの化粧品など各種商品を購入すたりすることも可能だ。さらに、タイ式のマッサージ、民族衣装の体験、ライブバンドによる演奏とタイのダンスのパフォーマンスが会場を盛り上げる。

 今月17日まで。

●=既かんむりに旦

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