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アジア初の樽生カクテル「DRAFT LAND」が2号店 台湾創業から6年

タップでカクテルを提供する「DRAFT LAND(ドラフトランド)」

タップでカクテルを提供する「DRAFT LAND(ドラフトランド)」

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 台湾のカクテルマエストロ・鄒斯傑(Angus Zou)さんと香港のバーの「パイオニア」とされる黎振南(Antonio Lai)さんのジョイントベンチャーとして定着した、タップでカクテルを提供するバー「DRAFT LAND(ドラフトランド)」の2号店が2月15日、オープンした。場所は銅鑼湾の登龍街(Shop D, G/F, Soundwill Plaza II- Midtown, 1-29 Tang Lung Street, Causeway Bay TEL 2667 2028)。

スタイリッシュな店舗の様子

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 2018年に台湾で創業し、「カクテル・オン・タップ」のコンセプトをいち早く取り入れたドラフトランドは、6年前に香港に持ち込まれた。中環店はすぐに評判になり、今回、2号店をオープンすることになった。もともとヨーロッパにはあったタップのカクテルを2人がアジアに持ち込み、台湾でスタートした。

 同店には、通常のバーのようにスピリッツは並べず、「とりあえずビール」ならぬ「とりあえずカクテル」を実現するが、カクテル専用マシンのタップから直接カクテルを注ぎ提供する。午後の時間帯に合うというスピリッツフリー・コーヒートニックから、夕暮れ時に楽しむアルコール度数の高いカクテルまで、ノンアルコールドリンクとカクテルを合わせて20種類のドリンクを用意。どのドリンクを注文するかを決める前に、タップからゆっくり試飲することができ、中環の姉妹店メニューと同じように季節のスペシャルカクテルも用意する。

 ドラフトランドのカクテルは90香港ドルから、ノンアルコールは70香港ドルから提供する。中でもお茶への造詣も深いアントニオさんの自信作である、ウーロン茶を使った「Oolong Tea Collins」の人気があるという。ほかにも、サースティ・コリンズ「Thirsty Collins」、菊の花、プーアール茶、ライムで味付けしたジンカクテル「Guk Bou」、スパイスやラムを使い氷をシェークした「Senorita Picante」などの定番も。

 新しいラインアップである、ユズとワサビ使った「Yuwasabi」(100香港ドル)は、ユズの爽やかさにシソが絡み合い、ワサビが「後味としてピリッと引き締める」カクテル。クレソンと蜂蜜の「Watercress Honey」(110香港ドル)は昔の懐かしいハーブティーにクレソンの風味が加わり、フローラルな蜂蜜の自然な甘みを引き立てる。ウオツカベースで、香港の特徴である大衆食堂「茶餐廳 」への郷愁をイメージしたという。

 同店は、地元のコミュニティーをサポートするという考えに基づき、客は近隣のレストラン「Hung」が提供するバー・スナックを楽しむことができる。一口で食べることができるスナックには、揚げなす「Fried Eggplant Bites」(58香港ドル)などローカルのアイテムも。チキンウィング「Fried Chicken Wings」(78香港ドル)は4ピース入りで、かつお節をたっぷりのせた麺「DL Fried Noodles」(78香港ドル)などの締めも用意した。

 営業時間は15時~24時(木曜・土曜は翌1時まで)。

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