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香港の翠亭邨が45周年 長年通う客に懐かしのメニューも

香港で45周年を迎えた翠亭邨

香港で45周年を迎えた翠亭邨

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 尖沙咀(Tsim Sha Tsui)にあるショッピングモール「Mira Place」内にある広東料理の老舗「翠亭邨(Tsui Hang Village)」(Shop 507, L5, Mira Place 1, 132 Nathan Road, Tsim Sha Tsui, Hong Kong TEL 2376 2882)が3月13日、45周年を記念した特別メニュー「Classic Gourmet Delight」の提供を期間限定で始める。中環店(2/F, New World Tower, 16-18 Queen’s Road, Central, Hong Kong TEL 2524 2012)と銅鑼湾店(22/F, Lee Theatre, 99 Percival Street, Hong Kong TEL 2409 4822)と3店舗で提供が決まった。

 翠亭邨を経営するのは、Mira Placeの道を挟んだ南側にあるホテル「The Mira」も経営する美麗華酒店企業(Miramar Hotel and Investment)。同社は1957年、美麗華酒店(Miramar Hotel)としてオープンしたことをきっかけに、1993年に香港の最大手のデベロッパーの一つ、恒基兆業地産(Henderson Land)の傘下に入った。

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 美麗華酒店はオープン50周年を迎えた2007年に4億香港ドルを投入して内部の大改修を始め、2008年に「The Mira」と名前を変えて再オープンしている。翠亭邨は1974年にオープンし、数多くの料理が香港料理大賞に選ばれているほか、2013年~2018年には毎年「ミシュラン」お薦め店として紹介されるなど、本格的な広東料理が食べられる店として観光客から地元の香港人まで幅広く知られている。

 特別メニューは全部で3つのテーマに分かれ、それぞれ3品ずつを用意。1品目は、「Award-Winning Delicacies」で同店がいろいろな料理大賞で受賞してきた自慢の料理を提供する。「Leopard coral garoupa steamed with white fungus」(988香港ドル)は、中華料理には欠かせない魚であるガルーパの料理。最初にガルーパを蒸し、その後、雲南ハムと鶏肉を使って8時間かけて作ったスープと卵の白身を加えて炒めるという手の込んだものだ。ほかにもカモを8時間煮詰めた「Duck braised with eight delicacies」(388香港ドル)と鶏肉と豚肉を揚げた「Crisp rolls with minced sea cucumber, pork and chicken」(238香港ドル)を用意する。

 「Nostalgic Delicacies」は名前の通り、長年通う客には懐かしい料理が再び食べられる機会となる。「Sea whelk baked and stuffed with assorted meat」(1人78香港ドル)は鶏肉、豚肉、玉ネギ、鶏のリバーをココナツミルクと混ぜて特製のソースで味付け。それをコンク貝の貝殻に詰めて焼き上げるという一品だ。ほかにもエビをソテーした「Prawns sauted with stir-fried egg white and milk」(158香港ドル)や「Honey glazed pork topped with gold foil」(98香港ドル)がある。

 最後の3品目は「Modern Signature Delicacies」とし、中でも「Braised beef ribs」(278香港ドル)がお薦めだという。ミシュランでも6年連続で「Recommended Dish」として紹介している同メニューは、牛肉のリブを、秘製ソースを使って2時間蒸し煮し、客の前に出す直前に再び特製ソースをかけている。「Chicken shredded and marinated with ground ginger」(半羽198香港ドル、全羽368香港ドル)は鶏肉のマリネで、「King prawns sauted with mango sauce and topped with black caviar」(338香港ドル)は、マンゴーソースと一緒にエビを炒め、カシューナッツとキャビアを載せたというユニークな一品だ。上記の料理のうち7品を提供するセットメニュー(4人分1388香港ドル)もある。

  営業時間は、ランチ=11時30分~15時(土曜・日曜は10時30分~)、ディナー=18時~23時。4月30日まで。