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香港乳製品トップブランド「維記」、中環にポップアップストア 新作アイスも

The Kowloon Dairyのポップアップショップ外観

The Kowloon Dairyのポップアップショップ外観

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 香港トップの乳製品メーカーの一社である「維記牛●(The Kowloon Dairy)」が蒸し暑い香港の夏を吹き飛ばしてもらおうと、中環(Central)にアイスクリ―ムを中心に販売する同社初のポップアップストア(G/F, 33 Wellington Street, Central, Hong Kong)を開いている。

限定グッズも販売

 同社は1940年、九龍北東部の彩虹(Choi Hung)のエリアに「九龍維記牛●(The Kowloon Dairy)」の社名で創業。当時の従業員数は約30人だった。その後、李蘭生(Li Lan Sang)さん、蔡永禧(Rudy Choy)さん、George Ahweeさんの3人がさらに投資し、事業を拡大していった。

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 1972年になると香港政庁が工場に関するルールを変更し、工場と隣接していた牧場を分離せざるを得なくなった。牧場は新界(New Territories)の新田(San Tin)に移り、工場は屯門工業区(Tuen Mun Industrial Area)に建設。2%の低脂肪乳の販売を1986年に始めたほか、1989年にはロッテの「雪見だいふく」を参考に「雪米●(Mochi Ice)」を開発し、餅のアイスクリ―ムを初めて香港に紹介している。1992年になると広州に進出するなど中国本土への拡大も開始。2000年代に入ると豆乳ブランド「金光」も立ち上げるなど積極的な事業展開を行っている。

 現在では工場勤務を含め450人まで従業員は拡大し、冷蔵機能を備えたトラックは40台を保有。毎日3000を超える小売店に何らかの乳製品を卸している。卸先は、恵康(Wellcome)、百佳(PARKnSHOP)などの地場の大手スーパーマーケットから、City Super、Greatなどの高級スーパー、セブン-イレブンといったコンビニエンスストア、士多と呼ばれる個人商店まで幅広い。同ブランドを扱う小売店の数そのものは4000店にも上り、ほぼ香港の津々浦々で商品を購入することが可能で、同ブランドを知らない香港人はほぼ皆無ともいえる。

 ポップアップストアは、ポップな絵や色使いをすることで店内どこでもセルフィーを撮ることを楽しめるにするなど夏休み中の若者を意識した。販売するカップのアイスクリームは18種類あり(15香港ドル~25香港ドル)、そのうち9種類は今回のための新作味。具体的には、プレミアムドリアン、グアバ、エルダーベリー、アップル、カシス、スイートコーン、チェストナット、ジンジャー&ジンジャー・キャンディー、ブラウンシュガー。それに、これまで販売していたパイナップル、ココナツ、豆腐、柚子、ライチー、プレミアムバニラなどが加わる。ポップアップストアではカップ12杯分のパーティーセットを用意し、プレミアムドリアンは300香港ドル、それ以外の味は245香港ドルで販売する。

 カップ以外にもコーンに載ったアイスが抹茶、バニラなど7種類(全て15香港ドル)、ヨーグルトは、オリジナル、グリーンアップルなど4種類(同)など同社が販売している乳製品も購入できる。

 加えて、鮮やかなデザインを施したマグカップ(35香港ドル)、コースター(25香港ドル)、トートバッグ(50香港ドル)などのポップアップ限定グッズも販売している。

 営業時間は10時~20時(木曜~土曜は22時まで)。8月31日まで。

牛●=女へんに乃。雪米●=米へんに磁のつくり

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